2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査
公益社団法人全国求人情報協会の専門部会である「新卒等若年雇用部会」は、調査・研究活動の一環で、民間企業・団体への就職活動を経験した全国の大学4年生・大学院2年生を対象とするアンケート調査を実施し2023年卒学生の就職活動実態をまとめましたので、ご報告します。
【TOPICS】
- 民間企業・団体への就職活動を経験した大学生・大学院生の9割以上が3月時点で進路を確定。2022年卒に比べて民間企業への就職確定者がやや増加している。
- 就職確定者の就職予定先への納得度は、大学生・大学院生ともに9割前後で、引き続き高水準。
- 就職予定先に「勤続志向」だった学生は、大学生は7割後半、大学院生は8割半ばで2022年卒と同水準。
- 就職予定先の従業員規模は、大学生は「300人~999人」、大学院生は「300人~999人」「5,000人以上」の割合が増加。(P9)
- 大学生・大学院生ともに「当初から第1志望(群)だった」の割合が最高であり、2022年卒より増加。
- 就職活動の実施期間は2022年卒と比べると、大学生・大学院生ともに6カ月以内がやや減少。
- 就職予定先に「勤続志向」の学生は、「転職志向」の学生と比べて「自己分析に関するガイダンス・セミナー」が役立ったと評価している割合が高い。
- インターンシップ・1day仕事体験参加時期は、大学生で「大学3年生8月」の割合が最も高い。
初めて参加した時期は大学生・大学院生ともに「大学3年/大学院1年の8月頃」の割合が最も高い。
●調査の概要
1)調査目的:大学生や大学院生の就職活動の実態を把握し、関係各位の参考に供する。
2)調査対象:民間企業・団体への就職活動を在学中に経験した(*)全国の大学4年生・大学院2年生 1,751人
*就職活動の経験者を、プレエントリー(資料・採用情報の請求)、説明会、書類選考、対面選考のいずれか1つ以上の経験者と定義した。当該の条件を満たす1,688人で集計を実施。
3)調査期間: 2023年3月9日~30日
4)調査方法:インターネット調査(調査実施機関:株式会社マクロミル)―マクロミル社のモニターにスクリーニング調査を行って対象者を抽出し、学校種別、性別、専攻系統(文理)の構成比が母集団に近づくよう、「文部科学省学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行った。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(公益社団法人全国求人情報協会/ 7月20日発表・同社プレスリリースより転載)
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