内々定の獲得状況調査
2024年卒学生の5月末時点の内々定率は<76.3%>。4月末時点から1ヵ月で12.0ポイント上昇。約4割の学生が「内定(内々定)を獲得し、就活を終了」と回答。
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2023年5月末時点の内々定獲得率は、76.3%。4月末調査時「64.3%」から1ヵ月で12.0ポイント増と大きく伸長しました。「内定を獲得し、就活を終了した」と回答した学生は、約4割に。41.9%の学生が、採用広報解禁からわずか3ヵ月で就活を終えています。
【TOPICS】
(1)5月末時点の内々定率は76.3%。1ヵ月で12.0ポイント上昇
2024年卒学生の6月度(5月末時点)の内々定率は「76.3%」。4月末時点から1ヵ月で12.0ポイント増と大きく伸長。前年同時期の「67.8%」を8.5ポイント上回る数値であり、内々定出しの早期化が顕著になっています。
(2)文理別では理系が87.7%、文系が70.4%。理系の内々定率は9割に迫る
文理別では、理系が「87.7%」(前年同時期比+9.6ポイント)、文系が「70.4%」(同+7.8ポイント)と、ともに前年同時期を上回りました。理系の内々定率は9割に迫っており、前年の6月末調査時の「86.9%」をすでに上回っています。
(3)“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”した学生は「41.9%」
就職活動をしている学生は、「56.5%」まで下落。4月末時点から1ヵ月で15.5ポイント減と、大きく落ち込みました。“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”した学生は「41.9%」と4割を超しています。
(4) 内々定先企業と接点をもったタイミングは、インターン応募解禁の昨年6月が最多。次点で採用広報解禁の3月
内々定先企業と接点をもったタイミングは、インターンシップの申し込みが解禁される昨年6月が最多で「16.9%」。次いで採用広報解禁月である3月で「14.4%」となっています。引き続き、2月以前の接触が多いものの、3月以降の就職活動で接触した企業への内々定割合も増えてきました。
■調査概要
・調査期間:2023年5月25日~2023年5月31日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:547件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 6月12日発表・同社プレスリリースより転載)