アルー、2007年度新入社員「入社10ヵ月後の意識調査」を発表
この度、新入社員の心境と取り巻く環境を調査するため、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役兼CEO)は、2007年3月に四年制大学を卒業して4月より企業へ就職した入社10ヵ月の社会人310名(男性155名、女性155名)を対象に、「2007年度新入社員入社後10ヵ月後意識調査」を実施しました。 入社10ヵ月の新入社員にとって「転職」という選択肢が現実味を帯びている状況で、彼らの離職防止策を探るために、現状を調査したところ、以下のようなことが浮き彫りとなりました。新入社員が上司に期待していることは、人それぞれにバラつきがあります。そのため、上司と新入社員との間では、お互いの期待にギャップが生まれやすい。また、新入社員は上司に対して、相談しやすい、しづらいに関わらず、相談していないということが明らかとなりました。このような関係から、上司が新入社員の離職を防止するのには限界があるのかもしれません。 そこで、注目するべきは「先輩」の存在です。新入社員にとって「先輩」は、影響力のある存在として浮かび上がりました。彼らにとって「先輩」は年齢が近く、共感してもらいやすい。また、同期とは異なり社会人経験があることから、彼らにとって信頼ができる特別な存在なのかもしれません。その関係性に焦点を当てて新入社員の離職防止を考えた場合、新入社員と2年目、3年目までを含めた「若手層」という括りで育成体系を設計することが重要といえます。 ■ トピックス: ※詳細結果はこちらの資料をご参照ください。 □ あなたは今までに「転職」を考えたことはありますか。 ・ 考えたことがある(64.5%) □ あなたが転職した、または「転職」という選択肢を考えるとしたら、その要因は何ですか。 ・ 1位 仕事の内容 ・ 2位 給料/福利厚生 □ あなたが将来の目標としているキャリアを教えてください。 ・ 特に目標はない(33.2%) □ 会社に対する不満や悩みの相談相手として、上司との関係性を教えてください。 ・ 相談はしていない(72.9%) □ この人が会社を辞めたら、自分も辞めたいと思うような人はいますか?いる場合は、上司、先輩、同期など、その人との関係を教えてください。 ・ いる−先輩(17.1%) □ あなたが悩みを抱えているとき、上司から働きかけをしてもらった経験はありますか? ・ よくある(4.8%) □ あなたが悩みを抱えているとき、上司に「一番してもらいたいこと」を教えてください。 ・ 1位 話を聞いてほしい ・ 2位 放っておいてほしい □ あなたが悩みを抱えているとき、「もしこんなものが自分にあったら」と思うものは何ですか? ・ 1位 誰にも負けない業務知識・スキル □ あなたは生涯の中で、何回くらい転職をすると思いますか。 ・ 1回以上(82.6%) □ あなたが転職するとしたら、是非入りたいと思う会社を1位から3位まで教えてください。 ・ 特になし(17.1%) ■ 詳細結果: 2007年度新入社員入社10ヵ月後意識調査(PDF) (アルー http://www.alue.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・2月1日) |