『Talent/Strategy/Risk』(ビル・マクナブ、ラム・チャラン、デニス・ケアリー:著)コーン・フェリーより刊行
グローバルな組織コンサルティングファームのコーン・フェリー(NYSE:KFY|コーン・フェリー・ジャパン 東京都千代田区 日本代表:滝波純一)は、2022年5月20日に書籍『Talent/Strategy/Risk 人材・戦略・リスク 長期的な価値創造を担う取締役会の仕事』を刊行しました。本書は2021年にアメリカで刊行された『Talent, Strategy, Risk: How Investors and Boards Are Redefining TSR』の日本語訳に、日本語版解説「取締役会をグローバル競争力の源泉とするために」を併録しています。
■内容紹介
「新しいTSR(人材・戦略・リスク)」によって企業は経営の方向性を転換し、広く株主と社会全体の両方に利益をもたらす「長期的成長」を生み出すことができる。
・短期主義から脱却し、ひいては古いTSR(株主総利回り)も達成するために、企業はどのように新しいTSRを実践すればいいのか?
・新しいTSRによる企業経営を実現するために、取締役会に求められる新たな役割とは?
・コーポレートガバナンスを機能させる取締役会のベストプラクティスは?
機関投資家、企業経営のアドバイザー、人材マネジメントの専門家の3名が取締役会の役割を再定義し、長期的な企業価値のためにリーダーシップを発揮するものへと再構築する方法を提示する。
本書の共著者のうちの2人、ラム・チャランとデニス・ケアリーは、2018年に人材が戦略を主導することを説いた書『Talent Wins』(日本語版『Talent Wins(タレント・ウィンズ) 人材ファーストの企業戦略』は2019年刊行)を発表している。
■本書の概要
Talent/Strategy/Risk
人材・戦略・リスク 長期的な価値創造を担う取締役会の仕事
著者:ビル・マクナブ、ラム・チャラン、デニス・ケアリー
訳者:中島正樹、諏訪亮一
発売日:2022年5月20日
価格:2,640円(税込)
ページ数:320ページ
判型:四六判
出版社:日本経済新聞出版
■目次(一部抜粋)
プロローグ 本書執筆の契機となった投資業界の変化
序文 長期視点でコーポレートガバナンスを再定義する
第1部 新たなTSR 長期的経営のためのフレームワーク
・第1章 人材(Talent)のルール
・第2章 戦略的な要請
・第3章 リスクをマネージする
第2部 取締役会のベストプラクティス 新たなTSRと長期的価値創造のためのマネジメント
・第4章 優れた取締役会を作る
・第5章 取締役会の委員会を再設計する
・第6章 情報を多様化する
・第7章 投資家と関わる
結論 ESG パズルの1ピースではなく全体像を把握する
日本語版解説
■著者/訳者紹介
ビル・マクナブ(Bill McNabb)
5兆ドル規模のファンドを運用する世界最大の資産運用会社バンガードの元会長兼CEO。現在はIBM、ユナイテッドヘルス・グループなど数社の取締役を務める。最高経営責任者としての在任期間中、バンガードの運用資産は4倍以上に成長した。
ラム・チャラン(Ram Charan)
世界的に高名な経営アドバイザー。世界的大企業のCEO、取締役会、経営幹部らと40年以上にわたり協働してきた。
デニス・ケアリー(Dennis Carey)
コーン・フェリー副会長。取締役、CEO、経営幹部のヘッドハンティングを専門としている。フォード、タイコ、3M、ヒューマナ、AT&T、GSKなど、米国で最も知名度の高い企業のCEOサクセッションや取締役会のエンゲージメントプログラムを主導してきた。
中島 正樹(Masaki Nakajima)
コーン・フェリー コーポレートガバナンス・アドバイザリー部門リーダー(日本)。国内外の幅広い業界の企業及び公的機関のグローバル競争力の強化や経営変革を、取締役会の強化や経営陣に対するアドバイス等を通じて支援してきた。
諏訪 亮一(Ryoichi Suwa)
コーン・フェリー アソシエイト クライアント パートナー。国内外の幅広い業界における経営変革を、CEOサクセッション、経営者報酬、人事・組織戦略、経営人材育成等を通じて支援してきた。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(コーン・フェリー・ジャパン株式会社 / 5月20日発表・同社プレスリリースより転載)