『人と組織の行動科学』(伊達洋駆:著)すばる舎より刊行
すばる舎は、伊達洋駆:著『人と組織の行動科学――現場でよくある課題への処方箋』を刊行しました。
組織行動学論のエビデンスに基づく再現性の高い施策のヒント
企業やチーム個人によくある44の課題をわかりやすく解説
会社の中によくある状況に対して、専門知で実証された知見をもとに、人や組織の課題について、その原因と対策を考えるための良質な「エビデンス」を提供したいというのが本書の狙いです。
組織行動論の研究知見をもとに開設する課題は全部で44項目です。それらを読み解く研究知見を取り上げ、原因と対策を説明しています。それだけではなく、本書の重要な特徴として「副作用」にも言及しています。
薬に主作用と副作用があるのと同じように、人と組織の課題への対策には、主作用があれば副作用もあります。副作用とは、本来の目的とは異なる、望ましくない働きを意味します。会社を良くしようとしての働きかけが状況を悪化させるとしたら、残念なことです。そうした事態を避けるためにも、副作用を知った上で、適切な場面と方法を考慮して対策を講じなければなりません。
本書の知見を社内外のメンバーと共有し、具体的な施策に落とすためのディスカッションのきっかけにしていただければと存じます。
■本書の概要
人と組織の行動科学――現場でよくある課題への処方箋
著者:伊達洋駆
定価:3,520円(本体3,200円+税)
出版年月日:2022年2月26日
ISBN:9784799110003
ページ数:352ページ
判型:A5判
■目次(一部抜粋)
Part1 採用にまつわる処方箋
Part2 マネジャーにまつわる処方箋
Part3 評価と上司部下コミュニケーションにまつわる処方箋
Part4 育成と自律性にまつわる処方箋
Part5 組織・文化・人事制度にまつわる処方箋
Part6 仕事と組織にまつわる処方箋
Part7 労働環境や働き方にまつわる処方
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社すばる舎 / 2月発表)