入社1カ月時点で、新社会人の3人に1人が「仕事に満足していない」~全国2019年度新社会人300名と大学4年生300名対象『「目標」「仕事の満足度」に関する調査』:パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎、以下パーソルキャリア)は、「タニモク(他人に目標をたててもらうワークショップ)」(以下「タニモク」)を2018年9月より本格スタートしました。
6月1日より新卒採用活動がスタート。企業は自社に合う人材を求めて学生とのコミュニケーションを強化していく重要な時期となりました。また、学生にとっても、就職活動が本格化し、より就職後をイメージして活動していく重要な時期になっています。今回当社では、企業・学生それぞれにとってより良い就職活動に取り組んでもらうために、新入社員の入社前の「目標」と入社後の「仕事の満足度」との関係性について、全国の2019年度新社会人300名と大学4年生300名を対象に調査を行いましたので、その結果をご報告します。
【主な調査結果】
- <大学4年生>働くうえで大切にしたいこと1は「仕事に満足感を持って働くこと」(46.3%)
- <新社会人>入社1カ月時点で、“3人に1人(35.4%)”が「仕事に満足していない」
入社前に目標があった人は、4人に3人(77.8%)が「満足している」
一方、目標がなかった人が仕事に満足度している割合は約半数(51.0%)に留まった。 - <新社会人>目標がある人は他人にアドバイスを求める傾向が高い。
■「タニモク」ファシリテーター兼プロジェクトリーダー 三石原士(みついしもとし)からの総括コメント
本調査から、学生は入社後に「仕事に満足感を持って働きたい」と考えていることがわかりました。そして、満足感を持って働くためには、入社前の目標のアリ・ナシが大きく影響しており、目標があった人の方がより「仕事に満足している」という結果が出ています。入社直後から誰もが満足できる希望通りの仕事に就けるわけではありません。しかし、目標があることで、希望通りでない仕事の経験も今後の成長につながっていくのだと理解できれば、満足感を持って働けるでしょう。
また、目標設定は一人だけで行うものと思われがちですが、自分以外の視点を入れることでこれまで思いつかなかった自分の可能性に気づくことがあります。本調査では「目標がある人は他人にアドバイスを求める傾向が高い」という結果が出ており、目標がある人は自身の成長に貪欲なことがうかがえます。他人のアドバイスはより良い目標をたてることにつながり、より良い目標は成長の意欲につながり、ひいては満足感を持って働くことにつながります。みなさん積極的に「他人」の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
<調査概要>
・調査期間:2019年4月26日~2019年5月4日
・調査対象:全国の新社会人1年目 300名、大学4年生 300名
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
パーソルキャリア株式会社 広報部
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(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /6月11日発表・同社プレスリリースより転載)