正社員・契約社員の求人件数、13カ月連続前年同月比増。「IT・クリエイティブ」184%増、「建設」36%増~「バイトルNEXT」2019年5月度の正社員・契約社員の求人件数レポート:ディップ
ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨田英輝、以下当社)が運営する正社員・契約社員求人情報サイト「バイトルNEXT」は、2019年5月度の正社員・契約社員の求人件数レポートを発表しましたので、お知らせします。本調査は「バイトルNEXT」に掲載された求人広告データをもとに集計したものを活用しています。
【概要】全国で正社員・契約社員の求人件数は約24,000件、前月比7.6%減、前年同月比14.4%増
「バイトルNEXT」に掲載された5月の正社員・契約社員の求人件数は約24,000件で、前月比-7.6%、前年同月比+14.4%となり、前年同月比は13カ月連続で増加しました。
職種別(大カテゴリ)にみると、前年同月比で「看護・介護」や「IT・クリエイティブ/クリエイター」などの「専門的職業」が+112.7%、「サービスの職業」が+71.0%、「運搬・清掃・包装等の職業」が+68.1%増加となりました。
【トピックス】(NEXT事業部 事業部長 伊藤 宏之)
①「IT・クリエイティブ」求人件数は前年同月比184.4%増、未経験者の採用・育成に転換
IT業界の求人倍率は他職種と比較しても非常に高い傾向が続いています。また、経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」では、2030年にはIT人材が約59万人程度まで不足するとの予測を出されるなど、より一層深刻な人手不足が継続すると見込まれています。このような状況のなか、IT業界において、経験者採用を主流とした人材獲得だけでなく、未経験者の育成が活発化し、求人件数の増加に影響したと考えられます。
②「建設の職業」求人件数は前年同月比36.8%増、若年層をターゲットとした求人需要が拡大
求人件数は前年同月比36%と大幅に伸びており、東京オリンピック・パラリンピック関連の建設需要拡大や、高齢化した就業者の若年層化を図るための中途採用が増加していることが要因です。しかし、求人件数の増加の一方で、応募数の伸びは求人件数の伸びを下回っています。これは、4週4休(※)シフトや長時間労働の現場が多く、「働き方改革」への対応が遅れていることも採用難易度が増している要因の1つと考えられます。
※休日は1週間に1日与えることが原則となっていますが、「就業規則」に4週間に4日以上の休日を与えること、4週間の起算日を記載することで、4週間に4日の休日を与える方法
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(ディップ株式会社 https://www.dip-net.co.jp/ /6月7日発表・同社プレスリリースより転載)