シニア人材を「採用したい」都市部で51.4%、地方で55.3%~『中小企業のシニア雇用に関する調査』:あしたのチーム
AIを活用した人事評価クラウドで中小企業の働き方改革をおせっかいする株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役会長:髙橋恭介、以下「あしたのチーム」)は、中小企業の経営者を対象にシニア雇用に関するインターネット調査を実施いたしました。その結果、シニア人材の雇用意向は都市部・地方ともに半数を超え、シニア人材を即戦力として捉えているほか、技術やノウハウの継承にも期待していることがわかりました。
■シニア雇用に関する調査トピックス
≪中小企業におけるシニア雇用の実態≫
- 現在の60歳以上の従業員数 都市部平均「3.0人」、地方平均「5.7人」
調査対象企業の7割以上が60歳以上の従業員を雇用している。 - 定年後のシニア人材の採用経験 都市部34.7%、地方43.3%
≪シニア雇用に対する意識≫
- 「65歳超雇用推進助成金」の認知率 都市部43.4%、地方48.6%。地方の企業の12.0%が助成金を利用している。
- シニア人材を「採用したい」の割合は都市部で51.4%、地方で55.3%と、いずれも半数を超える結果に。
採用したい理由:人材不足解消、シニアの経験が社内に良い効果を与える、若手の育成のためなど。
採用したくない理由:業務内容が合わない、仕事を覚えるまで時間がかかりそう、教育する時間がないなど。
≪シニア人材に対する期待と課題≫
- シニア人材に期待すること 1位「即戦力としての活躍」68.8%、2位「技術やノウハウの継承」53.1%
- シニア雇用に対する不安や課題 1位「本人の健康状態や親・配偶者の介護等による、急な退職・休職」58.1%、2位「雇用者としての安全配慮(健康管理・労働環境整備など)」38.1%、3位「シニア人材の査定・人事評価」26.9%
- どのようにシニア人材の給与査定を行うか
1位「成果に応じて給与を変動させ、年齢に応じた給与の調整は行わない」39.4%
2位「成果に応じて給与を変動させるが、年齢に応じた給与の調整を入れる」28.8%
成果に応じて評価したいという回答が多いが、「どのように報酬を決めるべきかわからない」も14.4%。 - シニアのイメージ 1位「真面目である」40.7%、2位「仕事が丁寧」32.3%
■調査方法
【概要】
1.インターネット調査
2.全国の従業員5人以上300人未満の企業の経営者、20歳~79歳の男女
3.有効回答数:300人(<都市部>東京都・大阪府に本社を置く経営者:150 人、<地方>東京・大阪以外の道府県に本社を置く経営者:150人)
4.調査実施日:2019年2月19日(火)~2019年2月21日(木)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社あしたのチーム https://www.ashita-team.com/ /3月12日発表・同社プレスリリースより転載)