2018年11月の転職求人倍率は前月比+0.25ポイントの2.36倍。転職希望者の動きはやや落ち着き、求人倍率が上昇。転職市場の活況は継続~「doda 転職求人倍率レポート」:パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、2018年11月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2018年11月の概況
2018年11月の転職求人倍率は、前月比+0.25ポイントの2.36倍となりました。求人数は前月比99.7%、前年同月比105.9%となりました。転職希望者数は前月比89.1%、前年同月比110.5%でした。
業種別にみると、「その他」を除く8業種のうち「金融」「メディカル」「メーカー」の3業種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「金融」(前月比108.1%)、「メディカル」(前月比101.5%)でした。職種別では、11職種のうち「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「専門職」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の7職種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」(前月比103.5%)、「販売・サービス系」(前月比103.1%)でした。
■解説 ~年明け以降は、4月入社に向け企業の採用活動、転職希望者の転職活動がさらに活発化~
11月は求人数、転職希望者数ともに10月を下回ったものの、求人数の減少が微減に留まったため、求人倍率は上昇しました。求人数は引き続き多いものの、10月に下半期で採用を予定しているポジションの募集を始めた企業が多かった反動で、わずかに減少しました。転職希望者数も、10月に大きく増加したため減少しました。一方で、求人数、転職希望者数ともに前年を上回り、転職市場の活況は続いています。
12月以降も求人数は、緩やかに増加する見込みです。経済指標をみると、やや減速感がありますが、注力事業への増員や、事業課題の解決を担う人材の補充など、人材投資を行い利益の拡大を図る企業が多く、企業の中途採用への意欲は旺盛です。年明け1~3月は4月入社に向けて、1年で最も求人数、転職希望者数が多くなる時期です。求人のバリエーションが増え、企業の採用意欲もさらに高まるでしょう。(doda編集長 大浦 征也)
※dodaサイトでご覧いただける「doda転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。
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(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp//12月10日発表・同社プレスリリースより転載)