結婚・出産・育児後の職場復帰意向は6割だが、「将来管理職になりたい」はわずか1割。全体での女性管理職割合は7.05%~「中小企業の女性の働き方に関する調査」:あしたのチーム
AIを活用した人事評価クラウドで中小企業の働き方改革をサポートする株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役会長:髙橋恭介、以下「あしたのチーム」)は、中小企業の経営者および従業員を対象に女性の働き方に関するインターネット調査を実施いたしました。その結果、経営者は女性社員活躍支援に意欲的で、女性管理職に女性ならではの視点や発想や部下とのコミュニケーションを期待している一方、女性社員は、仕事と家庭の両立への不安がネックとなり、管理職になりたい意向が1割強にとどまることがわかりました。
※あしたのチーム 人事の調査:「人事評価制度構築・運用に関する調査」
■女性の働き方に関する調査トピックス
●経営者の女性活躍支援に対する意識
・「女性社員の活躍を支援したい」経営者96.0%。女性社員活躍支援のための取り組み、「産休・育休制度」実施は8割近く。
今後は、多様な働き方の制度導入と、働き方に合った人事評価制度を取り入れたい意向。
●経営者の女性活躍支援に対する意識
・「女性管理職がいる」企業は6割。しかし女性管理職の割合は調査対象企業全体では7.05%にとどまる。
●女性社員の自身の働き方に対する意識
・将来希望する働き方「無理のない範囲で自由に働きたい」61.3%が最多。役職や責任ある仕事をしたい意向は1割強。
・結婚・出産・育児を経て「現在の職場に復帰したい」は半数以上。
・「将来管理職になりたい」14.5%。
これがあれば管理職になりたいと思うサポート・支援1位は「プライベートや家庭と仕事を両立しやすいサポート体制」。
●女性管理職が与える効果
・女性管理職に期待すること
経営者は女性特有の「物事を多面的に見られる視点」や「男性よりも思い切りの良いアクティブな行動・発想」に期待。
「男性管理職が伝えると厳しく聞こえる伝達事項を優しく伝えてほしい」との声も。
・女性管理職による好影響
「話をよく聞く」、「相談しやすい」、「子育て社員に理解がある」など、共感力の高さがいい影響を与えているようだ。
●女性活躍と人事評価の課題
・女性が働きやすい人事評価制度とは
「限られた時間の中で仕事をやり抜くプロセスを評価」、「気持ちを聞いてくれる対話型の制度」など。
■調査方法
1.インターネット調査
2.従業員数10名以上300名未満で、女性社員が在籍したことがあり、人事評価制度を導入している会社の経営者男女20~69歳、および女性社員、20歳~49歳を対象に実施
3.有効回答数:有効回答数:300人(会社経営者:150名、女性社員:150名)
4.調査実施日:2018年10月16日(火)~2018年10月18日(木)
※報道関係者様へ
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<例>「あしたのチームが実施した調査結果によると…」
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(株式会社あしたのチーム https://www.ashita-team.com//11月29日発表・同社プレスリリースより転載)