“名前で呼ぶ”と、「生産性向上」・「ミスの抑制」が実現できる!?~「『顔と名前の一致』が社員のパフォーマンスに及ぼす影響」に関する共同研究:カオナビ
働き方改革をリードする株式会社カオナビ(本社 東京都港区、代表取締役社長 柳橋 仁機)の研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」(以下、「当総研」)は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 岩本隆研究室と、「『顔と名前の一致』が社員のパフォーマンスに及ぼす影響」に関する共同研究を実施しました。
<共同研究結果/サマリー>
1.名前で呼ぶことで「生産性向上」につながる可能性。名前を呼ばないグループと比べ、約15%以上正答数が向上する結果に。
2.名前で呼ぶことで、「ミスの抑制」につながる可能性。名前を呼ばないグループと比べ、誤答率が減少する結果に。
3.相手から、名前で呼ばれていることの認識率は、「100%」!
■共同研究の背景
当総研では、マネジメントをする上で、「社員を理解する」ことは非常に重要なことであると考えています。「社員を理解する」ことで、適切な業務の割り振りや、社員のモチベーションの向上にもつながると考えているためです。しかし、多くの企業において、社員の個別性を無視した画一的なマネジメントが行われ、多くの社員が最大限のパフォーマンスを発揮することができず、社会的な損失につながっているという現状があります。
こうした課題意識の下、「社員を理解する」ことの重要性を示すため、今回は「顔と名前の一致」という最もシンプルなポイントに絞り、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 岩本隆研究室と共同で実験・研究を実施しました。
■共同研究概要
・実験対象:社会人および大学院生 14名
・実験内容
①図表1の紙面を配布
②試験官より声掛けを実施(Aグループは名前を呼び、Bグループは名前を呼ばない)
③図1の紙面を用いて1分間のテストを5回実施(横に並んだ数字の足し算を繰り返し一桁目のみ記入)
④テスト終了後にアンケートを実施
■実験の総評・これからの研究内容について:
カオナビHRテクノロジー総研 所長・内田壮よりコメント
本実験および分析の結果、社員を名前で呼ぶことで「生産性向上」「ミスの抑制」を実現できる可能性を確認できました。「顔と名前の一致」に加えて経歴、性格、スキル、希望など、より深く社員を理解することで、個別化(Personalize)されたマネジメントが実現し、より高い効果が得られると考えています。
※詳細URL:カオナビHRテクノロジー総研 Webページ
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社カオナビ https://corp.kaonavi.jp/ /9月26日発表・同社プレスリリースより転載)