クラウド求人データベース「SARDINE」がAI構文解析技術を持つ英国Daxtra社と業務連携:株式会社SCOUTER
人材紹介会社向けクラウド求人プラットフォーム「SARDINE」を運営する株式会社SCOUTER(東京都渋谷区、代表取締役:中嶋汰朗 以下、当社)は、解析および検索アプリケーションを提供する、英国本社、DaXtra Technologies Japan合同会社(東京都渋谷区、代表:矢野広一、以下、DaXtra)と業務提携し、小規模人材会社が所有する転職者情報の自動取り込み、及び解析データを用いた業務支援を開始いたします。
■提携の背景
人材紹介事業に必要な許認可である有料職業紹介免許の取得事業所数は、2018年中に日本全国で20,000事業所に達するとされており、その内の約85%は従業員数10名以下の小規模事業者であると言われています。こうした背景においては、大手人材紹介会社では、膨大な過去のマッチングデータを活用することで業務効率の改善および転職者と求人企業のマッチング率の向上を実現できる一方、多くの小規模人材会社においてはマッチングデータが分散し、十分に活用されていない状況であると考えられています。
当社では2018年5月に開始した、小規模人材紹介会社向けクラウド求人プラットフォーム「SARDINE」(https://sardine-system.com/)の利用企業数が増加し、SARDINE上に登録された転職者数は既に約3,000名に達しています。今後更なる利用企業数の増加が見込まれる中で、個々の人材紹介会社が持つ転職者情報および、SARDINEに蓄積される選考データを活用し、転職支援を行う全てのエージェントの意思決定をエンパワーメントすることで、より質の高いマッチングを実現できる可能性が高まると判断し、業界トップクラスの解析技術を持つDaxtraとの提携に至りました。
■今後の展開
履歴書および職務経歴書をDaXtra Parserによって構造化することで、エージェント毎の転職者属性を解析し、転職者のニーズが高いと予測される求人を優先的に獲得、SARDINEを利用するエージェントへ供給することが可能になります。またエージェントに対し、SARDINEに掲載中の求人と構造化された転職者情報をもとに最適な求人をレコメンドすることで、エージェントによる求人検索の手間を大幅に削減することが実現します。今後、当社では従来活用されてこなかった転職者と求人企業のマッチングデータに着目し、人材紹介における業務効率の大幅改善と、転職者に対する選択肢の最大化に尽力いたします。
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社SCOUTER
担当:SARDINE (サーディン)担当 植木(うえき)
email:sardine@scouter.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社SCOUTER https://corp.scouter.co.jp//7月3日発表・プレスリリースより転載)