2018年度の新入社員は「ワークライフバランス」にコミット。ますます加速する会社と個人の明確な分離~『2018年度新入社員に関する就労意識調査』:ヒップスターゲート
人材教育・研修コンサルティング会社の株式会社ヒップスターゲート(代表取締役:渡邉良文、本社:東京都渋谷区)は、2018年度の新入社員1672名に対して、仕事への意識や価値観に対する調査を実施しました。
▶調査概要
【調査名称】2018年度新入社員に関する意識調査
【調査方法】アンケート調査(選択式)
【設問内容】
1.会社に対して望むこと
2.上司に対して望むこと
3.昇格、出世について
4.働き方について
5.給与・賞与の使い方
6.社会人になって期待していること
【対象人数】1672名
【調査期間】2018年4月3日~5月15日
▶調査結果サマリー(2018年度新入社員の傾向)
・会社は、余暇・プライベートを充実させる手段として存在し、個人の生活とは明確に区別されている。
・会社や上司先輩には親しみやすさや丁寧な指導を求めていて、仕事自体のやりがいよりもその優先順位は高い。
・コミュニケーション力が高い一方で、思考の展開や深掘りを避ける傾向が強く、深淵な絆の構築は苦手である。
▶アンケート調査結果
設問1.「会社に対して望むこと」
1位:人間関係が良好<61.3%>
2位:希望の職種、勤務地(海外を含む)<20.8%>
3位:定期的な昇給・昇格<7.7%>
設問2.「上司に対して望むこと」
1位:親しみやすさ<34.9%>
2位:丁寧な指導<23.8%>
3位:公平な評価、平等性<22.5%>
設問3.「昇格、出世について」
1位:ある程度の出世はしたいが、とくにこだわりはない<51.9%>
2位:部長になり、部門戦略をたてマネジメントしたい<19.1%>
3位:役員・社長になり、企業経営に携わりたい<15.3%>
設問4.「働き方について」
1位:余暇やプライベートも充実させたい<50.3%>
2位:仕事に打ち込みキャリアアップを図りたい<18.8%>
3位:安定した環境でできるだけ長く勤めたい<12.5%>
設問5.「給与・賞与の使い方」
1位:趣味(旅行・レジャー・車・服飾など)<41.7%>
2位:生活費、貯蓄、返済(奨学金など)<41.3%>
3位:交際費<8.3%>
設問6.「社会人になって期待していること」
1位:自己成長ができる<31.8%>
2位:様々な人との出会い<27.5%>
3位:経済的に自立できる<19.3%>
▶2018年度新入社員の強みと弱み(※講師報告書より集計・分析)
<強み>
1位 コミュニケーション力があり、協調性に富んでいる<18%>
2位 学習意欲や向上心が強く、改善力がある<13%>
3位 論理的に考え、物事を理解・分析することができる<12%>
<弱み>
1位 主体性や当事者意識が低く、積極的に発信ができない<17%>
2位 言動に幼さが残り、緊張感に欠ける<15%>
3位 アサーティブ思考、人間関係構築力が弱い<9%>
“ブラック企業”といわれる会社の存在が注目され、不名誉にも過労死が“karoshi”として英語圏でそのまま訳されるなど、私たちの働き方は見直しが迫られています。寝る間を惜しんで仕事をした旧時代の価値観は、2018年度の新入社員達には一切通用しません。いつの世の企業経営も、時代とともに変化する価値観との調和が要となります。激動の時代のなかでも「答えのない課題に恐れず挑戦できる人材」を創出するのが、私たちヒップスターゲートの使命と心得ます。最後に、当調査結果が皆様の人材育成の参考になれば幸いです。
<本調査に関するお問合せ・資料請求先>
株式会社ヒップスターゲート (担当:山並)
TEL:03-5778-4014 FAX:03-5778-4024
Email:info@hipstergate.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ヒップスターゲート http://hipstergate.jp/ /6月20日発表・同社プレスリリースより転載)