既婚男性や子持ち男性の5人に1人は「月40時間超残業」、家事労働の負担は妻に~『働く若者のくらしとお金に関する調査2017』:日本FP協会
特定非営利活動法人(NPO法人)日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(略称:日本FP協会、理事長:白根壽晴)は、2017年9月1日~9月10日の10日間、全国の20歳~34歳の就業者を対象に「働く若者のくらしとお金に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,200名の有効サンプルの集計結果を公開しました。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
■調査結果の概要
【働く若者のくらしと仕事】
◆働く若者の3割半が「非正規雇用」、8割弱は「独身」で、5割半は「親元ぐらし」
◆“今は苦しくても努力をすれば将来安定”が信じられない時代を生きる若者世代
「年々昇給する見込み・実感がない」「成果を出しても昇給しない」ともに6割半
◆若者世代の望む働き方改革は「ワーク・ライフ・バランスの実現」と「成果に見合った給料」「定期的な昇給」
◆既婚男性や子持ち男性の5人に1人は「月40時間超残業」、家事労働の負担は妻に
◆平日・帰宅前の「おひとりさま外食」は年平均13回、「デート」や「合コン」、「飲み会」の頻度は?
◆若者がついていきたい上司のタイプは「コーチタイプ」に「仕事人タイプ」、「叱り上手より褒め上手」
◆きっちり仕事をこなす“仕事人” 男性の理想像は「イチローさん」、女性の理想像は「天海祐希さん」
【働く若者のライフプラン】
◆若者がイメージする“幸せな生活” 「好きな仕事で安定収入」、「仕事の成功よりもプライベートの交流充実」
◆働く若者の3人に1人は「結婚はしたいが、難しいかも」と実感、その理由は「収入額への不満」から?
◆将来叶えたい夢や目標 「出産・子育て」56%、「マイホーム購入」63%、「ゆとりの老後」93%、「親孝行」88%
◆「結婚前に沢山恋愛したい」はもう時代遅れ 「恋愛せずに結婚したい」“逃げ恥”タイプな価値観も?
【働く若者のくらしとお金、マネープラン】
◆働く若者の預貯金額のリアル 独身は80万円、夫婦2人は200万円、子育て世代は100万円
◆資産運用実践者の拠出額 確定拠出年金の拠出額は年平均14万円、投資の元手は年平均99万円拠出
◆所得控除を加味すればよい運用?保険料控除を知っている人の3割強が「個人年金保険」に加入
◆貯蓄の秘訣?預貯金が多い人は「貯蓄の目標設定」や「カード明細チェック」、「ネット銀行の活用」を実践
◆いずれ割り勘も電子化? 5人に1人が「割り勘・送金アプリを利用したい」
◆お金の管理はITやFPに頼りたい?「FPに今後相談したい」は2割半、
家計簿を自動作成する「PFMサービス」の利用意向は2割弱、AIが資産配分を提案する「ロボ・アド」は2割
◆子育て期の男性は2割半が家計簿を自動作成する「PFMサービス」の利用経験者
《調査概要》
◆調査タイトル :働く若者のくらしとお金に関する調査2017
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の20歳~34歳の就業者
◆調査期間 :2017年9月1日~9月10日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,200件 *有効回答から、男女・年齢(5歳区切り)が均等になるように抽出
(内訳)20歳~24歳、25歳~29歳、30歳~34歳の男女 各200名
◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社
<本件に関するお問合せ先>
担当: 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 広報部広報課 金田・田和
TEL: 03-5403-9739 FAX: 03-5403-9795 E-mail: info@jafp.or.jp
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 http://www.jafp.or.jp/ /10月19日発表・同社プレスリリースより転載)