海外留学生の志望業界、文系では「商社(総合)」「調査・コンサルタント」が人気。企業研究をする上で知りたい情報は「実際の仕事内容」~『海外留学生のキャリア意識と就職状況』:ディスコ
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は海外の大学で学ぶ正規留学生や交換・派遣留学生を対象に、職業観や就職活動の方法、留学経験への感想など海外留学生のキャリア意識を調査しました。国内の学生(キャリタス就活・学生モニター)調査データと比較しながら分析いたしました。
【主な調査内容】
1.留学生の志望業界
文系を見ると、「商社(総合)」が39.7%で最も多く、次いで「調査・コンサルタント」(36.4%)と続き、この2業界が突出していました。理系を見ると、留学生は「調査・コンサルタント」(30.3%)、「商社(総合)」(28.3%)に次いで「情報・インターネットサービス」(24.2%)が続きました。
2.企業研究をする上で知りたい情報と情報源
企業研究をする上で知りたい(知りたかった)情報について尋ねました。「実際の仕事内容」が最も多く6割を超え(63.7%)。「社内の雰囲気」(58.0%)が続き、仕事や職場の具体的な情報を求めていることがわかります。
3.インターンシップの経験
日本で参加しやすい時期を尋ねました。留学形態で大きく異なり、正規留学生は6月~8月にかけてで、交換・派遣留学生は8~9月や2月が多い結果となりました。
4.留学でかかった費用
正規留学生の平均総額は1,006.3万円でした。留学期間が比較的短い交換・派遣留学生(232.3万円)と比べると4倍以上に上りました。留学形態にかかわらず、費用の多くを家族に頼っており、「働いて恩返しをしたい」という学生の声も見られました。
≪調査概要≫
調査対象: CFNに登録している【日本人留学生】のうち卒業時期が2016年5月以降の者 7,932人
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2017年2月15日~3月5日
<海外留学生のキャリア意識と就職活動状況調査>結果詳細はこちら(PDF)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /4月24日発表・同社プレスリリースより転載)