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ニュース 掲載日:2017/01/18

人材競争力、上位3カ国はスイス、シンガポール、英国。日本は118カ国中22位に~「Global Talent Competitiveness Index(GTCI:人材競争力に関する国際調査)2017」発表:アデコ

アデコグループ、インシアード(INSEAD)、ヒューマンキャピタル・リーダーシップ研究所(HCLI)は、世界118カ国の「人材を獲得、育成、維持する能力」を調査しランク付けした年次報告書の最新版、「Global Talent Competitiveness Index(GTCI:人材競争力に関する国際調査)2017」(以下「GTCI 2017」)を発表しました。今回のテーマは「人材とテクノロジー:仕事の未来を形作る」です。

 

●「GTCI」では、六つの柱(Enable/活用、Attract/魅力、Grow/育成、Retain/維持、Vocational and Technical Skill/労働・職業能力、Global Knowledge Skill/グローバルナレッジスキル)を指標として調査を行った。

●日本は「Enable/活用」が高く評価されたものの、「Attract/魅力」のポイントが低く、全体における順位は118カ国中22位となった。(詳細は後述)

●世界の都市別のランキングではコペンハーゲン(デンマーク)が1位に。

 

【総括】
「GTCI 2017」では、テクノロジーの変化が人材競争力に及ぼす影響を探りました。全てのレベルで仕事が機械に取って代わられる状況が続く一方、テクノロジーは新たな機会も生み出しています。しかし、人や企業は、テクノロジーのノウハウ、人との接し方、柔軟性、そして協力が成功の鍵を握る職場環境に適応する必要があります。さらに、この職場環境では、上下関係の代わりに水平なネットワークが新しいリーダーシップの基準となりつつあります。政府や企業は、共にこのような目的に適した教育システムや労働市場政策を構築しなければなりません。

「GTCI 2017」の1位、2位は、2013年の調査開始以来4年連続でスイスとシンガポール、3位には昨年7位だった英国が入りました。日本は22位となりました。上位にランクした国々はいずれも、経済のニーズに合致した教育システム、柔軟性や流動性そして起業家精神を重視する雇用政策、業界や政府のステークホルダーの繋がりといった重要な特徴を持っています。

【GTCI 2017 ランキング トップ10】
1位:スイス
2位:シンガポール
3位:英国
4位:米国
5位:スウェーデン
6位:オーストラリア
7位:ルクセンブルク
8位:デンマーク
9位:フィンランド
10位:ノルウェー

アデコグループのグループCEOであるアラン・ドゥアズは、次のように話しています。「オートメーションやAIの急速な進歩により、われわれの生活や仕事の仕方において、既存の価値基準を打ち砕くようなこれまでで最も激しい変化が起こっています。この移行には困難が予想されるため、政府や企業は行動を起こさなければなりません。適切な技術、人との接し方、変化に適応する能力を供給するためには、教育システムの改革が緊急の課題です。人生で複数のキャリアを持つことが標準となる世の中になると、労働者は一生を通じて学ぶことで、自己のエンプロイヤビリティ(雇用される能力)を高めなければなりません。同時に、柔軟性を求める雇用者のニーズと社会的保護を結びつけた雇用政策が必要です。企業や政府、教育機関が協力することで初めて、この課題を乗り越え、仕事力を高めて繁栄することができるのです」

 

【日本の結果について】
女性がより活躍できるよう、ビジネス環境を改善することが、ランキングアップの鍵

「GTCI 2017」における日本のランクは、調査対象の118カ国中22位となりました。日本は本調査の六つの指標のうち、国内の人材を活用するための外部環境の評価を測った「Enable/活用」は全世界で5位と高く評価されたものの、人材を惹きつけるための魅力を測った「Attract/魅力」が全体で51位と、総合順位を下げる大きな要因となりました。

「Attract/魅力」を構成する評価指標のうち、特に評価が低かったのは「男女の平等」で、「女性の大学院卒業者」が82位、「男女の賃金格差」が63位、「女性に対するビジネスチャンス」は90位という結果でした。OECDによると、日本は男女間の賃金格差がOECD加盟国の中で3番目に大きい国となっています。

厚生労働省は、職階と勤続年数を日本における男女間の賃金格差の主な要因として挙げています。2016年4月に、従業員301人以上の企業や団体に女性管理職の割合の数値目標を義務づけた女性活躍推進法が施行されましたが、優秀な人材を惹きつけ人材競争力を向上させるために、今後も女性の働き方の改善や人事および福利厚生制度の充実が求められます。また、管理職をはじめとした男性従業員に対しては、女性の活躍を支援する意識を持つための教育が必要となっています。

 

【「GCTCI(Global Cities Talent Competitiveness Index)2017」】
「GTCI 2017」では、調査を開始して以来、初めて世界の都市別に人材競争力のランク付けを行いました(「GCTCI(Global Cities Talent Competitiveness Index)2017」、以下「GCTCI 2017」)。
第一回目(ベータ版)の「GCTCI」では46 都市(*1)を調査し、コペンハーゲン(デンマーク)が1位となりました。2位はチューリッヒ(スイス)、3位はヘルシンキ(フィンランド)でした。アジア太平洋地域では、シドニーとシンガポールが、それぞれ12位と 19位に入りました。都市の人材競争力は様々な観点から測定されましたが、トップ10に入った都市は全て、生活の質が高く、コネクティビティに優れ、国際的に活躍できる機会やキャリアも多いという点で共通しています。

【GCTCI 2017 ランキング トップ10】
1位:コペンハーゲン(デンマーク)
2位:チューリッヒ(スイス)
3位:ヘルシンキ(フィンランド)
4位:サンフランシスコ(米国)
5位:ヨーテボリ(スウェーデン)
6位:マドリード(スペイン)
7位:パリ(フランス)
8位:ロサンゼルス(米国)
9位:アイントホーフェン(オランダ)
10位:ダブリン(アイルランド)

 

【「GTCI 2017」で分かったこと】
「GTCI 2017」の調査結果を分析して明らかになった傾向は次の通りです。

・テクノロジーとハイパーコネクティビティ(*2)が仕事の性質を変えつつあります。これらは、人口動態や経済的、社会的要因とともに、より独立して分散化された労働力の台頭をもたらしています。従来型の給与をベースとした雇用環境から、欧米の労働人口の30% がフリーエージェントであるという環境に変わりつつある現代では、柔軟性という言葉が鍵となります。

・オートメーションの範囲を超えて考えることが必要です。私たちが体験しているのは、テクノロジーの進化に限らず、社会、組織、キャリア、教育、雇用などの大きな変革なのです。 組織はよりフラットになり相互につながったものとなります。成果や協力が権威や上下関係に勝るようになり、複数のキャリアを持つことが標準になります。

・イノベーションを生み出すためにはますます協力しながら働くことが必要となるので、新しい人材プロフィールにはテクノロジーのスキルに加えて、「ソーシャル」/「プロジェクト」のスキルが非常に重要です。現在は全く予測のつかない世の中となっており、若者は想像力、問題解決力、コミュニケーション能力と共に「学び方を習う」ことで競争力をつけなければなりません。教育のカリキュラムは、経験やプロジェクトをベースとしたアプローチが求められます。例えば、徒弟制度などのように仕事をベースとしたトレーニングの機会を提供することが挙げられます。また、複数のキャリアを持つ時代では、生涯を通じて学ぶ姿勢が大切となります。

・教育や労働市場の政策が、変革に伴う主な課題となります。 教育システムの迅速な改革や、労働市場の柔軟性と社会的保護を結びつける雇用政策の立案には、政府、企業、教育機関の協力が必須です。

・第一回目(ベータ版)の GCTCI は、都市が人材を得るためにどのように競争を行っているか、に関する独自の調査結果を提供しています。 GCTCIの上位を占めた都市には小さな都市がたくさんあります (10都市のうち7都市は人口が400,000人未満)。トップを占めた都市は、高品質の生活を提供しており、国際的に活躍する機会やキャリアに富んでいます。 さらに、北欧の都市が3つもトップ5以内に入っているのは特筆すべきで、これは人材を獲得、維持するための産学官共同の戦略の賜物と考えられます。

GTCIに関するさらなる情報は、こちらのサイトをご参照ください。

*1: 東京は今回調査の対象となった46都市に含まれておりません
*2: 人と人、人とモノ、モノとモノがインターネットを介して完全に繋がった状態

※本資料は2017年1月16日にスイスで発表されたプレスリリースの日本語抄訳です。

 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(アデコ株式会社 http://www.adecco.co.jp/ / 1月17日発表・同社プレスリリースより転載)

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