2016年2月、転職求人倍率1.10倍。求人数は15カ月連続、転職希望者数は6カ月連続で過去最高値を更新~転職サービス「DODA(デューダ)」調べ:インテリジェンス
株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2016年2月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■ 2016年2月の概況
2016年2月の転職求人倍率は、前月より0.01ポイント減の1.10倍。求人数は前月比+4.9%、前年同月比+45.3%となり、15カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。転職希望者数は前月比+6.5%、前年同月比+56.8%となり、6カ月連続で最高値を更新しました。転職希望者数の増加幅が求人数を上回ったため、求人倍率はわずかに下降しましたが、転職市場は引き続き盛況です。
業種別では、「その他」を除く8業種で求人数が増加。特に伸びたのは、「メディア」(前月比+11.8%)、「金融」(前月比+7.9%)でした。職種別では、11職種すべてで求人数が増加。特に「技術系(化学/食品)」(前月比+11.2%)「事務・アシスタント系」(前月比+10.7%)が増えました。
■ 解説 ~求人数・転職希望者数ともにすべての業種・職種で前月比増、過去最高に~
2月は「その他」を除くすべての業種、職種で求人数、転職希望者数ともに前月比で増加し、調査開始以来の最高値を更新しています。特に業種「メディア」の求人数が増加しましたが、従来から募集の多いインターネット広告代理店に加え、総合広告代理店や出版社の求人数が増加したためです。事業会社のマーケティング経験者や、異業界の営業経験者を歓迎する求人もあり、経験者はもちろん異業界経験者にもチャンスが広がっています。
3月以降も新たに募集を始める求人が加わり、求人のバリエーションは広がる見込みです。経験を活かしてキャリアアップができる求人、異なる業界や職種にキャリアチェンジができる求人ともに豊富で、転職希望者にとっては、希望するキャリアにチャレンジしやすい状況となっています。(DODA編集長 木下学)
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(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /3月7日発表・同社プレスリリースより転載)