人事ポリシーとは|意味や役割、種類、メリット、事例を解説 人事ポリシーとは、企業の人材に対する考えを明文化したものです。実際の人事制度を設計、運用する上での基礎や指針となります。経営理念や採用方針、行動規範といった形で示されます。人事ポリシーを設定することで、組織の求める人物像を明確にしたり、企業の姿勢を打...
8割の人事部門が管理業務に追われている【人事白書2025 調査結果】 人事部門が管理業務に追われているかどうかを聞いたところ、「当てはまる」(38. 5%)、「どちらかといえば当てはまる」(41.5%)を合わせて80.0%となりました。5年前の結果は80.1%であり、同程度です。「当てはまらない」(5.6%)、「どちら...
CHROが「いる」は約2割【人事白書2025 調査結果】 CHROの存在の有無を聞いたところ、「いる」との回答は18.1%。昨年度(『人事白書2024』)から1.9ポイント減少しています。「いないがこれから設ける予定」は8.9%(昨年度は9.1%)、「現在おらず、今後も設ける予定はない」が65.7%(昨年度...
“アメリカのまね”ではない。日本の強みを生かしてイノベーションを促進 近年の技術革新やビジネスモデルの変遷は目まぐるしく、イノベーションが私たちの生活を豊かにしています。一方で、「AIに仕事を奪われる」といった不安に象徴されるように、イノベーションが引き起こす負の側面にも注目が集まっています。イノベーション研究のトップ...
「エビデンス至上主義」からの脱却 人事の意思決定を変える経営学の思考法 東京大学で経営組織論やイノベーションマネジメントを研究する舟津昌平さんは、著書『Z世代化する社会 お客様になっていく若者たち』が話題になるなど、気鋭の経営学者として注目を集めています。舟津さんが最近注目しているのが、エビデンスの扱い方。近著『経営学の...
変化に対応する「戦略人事」のアップデート 従業員体験の充実から、組織力の強化へ 企業の持続的な成長に向けて「戦略人事」が欠かせないことは論を待ちません。昨今ではビジネス環境の変化を受け、戦略人事のアップデートが求められています。人事部門は今、どのような課題と向き合い、手を打っていくべきなのでしょうか。中央大学大学院の島貫智行教授...
人事が与える「教育」から、社員が自ら取りに行く「学習」へ 学習コミュニティが人的資本経営にもたらすもの 人的資本経営の重要性が増す一方で、働く人の属性や価値観は多様化し続けています。受講者同士が「みんなで学ぶ」ことを仕組み化することで、効果の高いオンライン学習サービスを提供する株式会社Schooは、企業の学習コミュニティづくりを支援しています。従来型の...
イノベーション創出に不可欠な存在 研究人材が活躍するための施策とは 世界的な企業間競争が激化する中、イノベーションの創出がますます重要になっています。そこには高度な専門性を持つ研究人材の活用が欠かせません。しかし、日本企業には博士号取得者らのポテンシャルを生かし切れていない例も多く見られます。どうすれば研究人材の活躍...
酒場学習論【第47回】月島「rosecoton」と「人事キャリアの主流の変遷」 人事のキャリアの主流は何でしょうか。古くは、労務だったように思います。日本の主要産業が製造業だった頃、組合対策・組合交渉は企業にとって極めて重要でした。これを一気に担っていたのが労務屋という立場の人たちです。
日本の変化の遅さは悪くない。ウリケ・シェーデさんが語る「7つのP」 日本企業の研究を専門とする、米カリフォルニア大学サンディエゴ校 教授のウリケ・シェーデさんは、遅い変化は、社会への衝撃を抑える効果があり、速さは良し悪しではなく、単純な「好み」の問題だと言います。日本の先進企業は日本人の好みに沿って、目立たずとも着実...
「社内政治」で昇進も離職も決まる?人事パーソンに必要な利害調整スキル 人事パーソンは、組織の健全な成長を促すために、社内政治とどう向き合い、どのようなスキルを磨けばいいのでしょうか。日本では数少ない「社内政治」の研究者、法政大学キャリアデザイン学部教授の木村琢磨さんにうかがいました。
人的資本情報、“可視化”できていますか? ~ISO30414の枠組み活用のススメ 人的資本開示ガイドラインであるISO30414を、必ずしも認証取得を最終目標とはせずに、可視化の枠組みとして用いる方法とその意義を取り上げます。そのうえで、人事担当者のお悩みを解決する糸口となるよう、ISO30414の項目や指標、考え方のヒントをお伝...
人的資本経営とは|意味や意義、注目されている背景などを解説 「人的資本経営」とは、従業員を「資本」と捉えて積極的に投資し、企業価値を高めていく経営手法です。ビジネス環境の急激な変化や働き方の多様化など、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした中、経営戦略と連動した人材戦略を構築することで、企業の持続...
日本生命がISO会議から考える 人的資本経営で日本の人事がすべきこと 開示が義務化されたことで注目を集める「人的資本経営」。その実践のためには現状の数値化と適切な分析、公開が求められる。そのための指標となるのが、国際規格であるISO30414だ。社内や投資先企業、顧客向けに人的資本経営の促進に取り組んできた日本生命保険...
世界中の現場で学んだ「人事は運用が8割」:パナソニック 木下達夫氏 「HRアワード2024」企業人事部門 最優秀個人賞に輝いた、パナソニック ホールディングスの木下達夫さん。さまざまな企業で人事の要職を務めた後、現職で「日本の人事を変える」挑戦がスタート。木下さんに日本企業の人事が向き合うべき課題について聞きました。
ヴント曲線(ブント曲線)とは|適度な刺激はどのくらいか 「ヴント曲線」とは、快適さと刺激の強さの相関関係を表した逆U字型の曲線。適度な刺激は快適に感じられるが、刺激が弱すぎたり強すぎたりすると不安や不快感へと変わることが示されています。縦軸は快適度で、上に行くほど「快」の状態に。横軸は外部刺激量を表し、右...
ゲーム理論とは|自らの戦略を最適化するためには 「ゲーム理論」とは、複数の人や団体が互いに影響を及ぼし合いながら、いかに意思決定を行うかを分析する理論のこと。もともとは数学理論として生まれましたが、現在はビジネスシーンでも広く応用されています。競争のある環境下で「有利な立場に立ちたい」という人の欲...
スキルベースとは|意味や特徴を解説 「スキルベース」とは、スキルに基づいて何らかの意思決定を行うこと。人事では、従業員や採用候補者の持つスキルを基準に採用、評価、配置などを行うアプローチを指します。学歴や経験ではなく、スキルを基準に候補者を評価する「スキルベース採用」や、個人のスキルを...
戦略人事に取り組めない理由 「何をすればいいのかがわからない」が約3割 戦略人事への取り組みについての質問で、「取り組んでいない」と回答した人に、その理由を聞きました。最も多かったのは「何をすればいいのかがわからない」(33.9%)でした。