リモートワークや市場変化により、現代のチームは複雑な課題に直面しています。問題解決の際、原因追及や責任探しに偏ると心理的安全性が損なわれ、前向きな行動が生まれにくくなります。そこで重要なのが「解決志向アプローチ」です。過去の原因ではなく、未来の理想像に焦点を当て、「どうなっていたいか？」を問い、その理想に近づくための「今すぐできる第一歩」を考えます。この発想転換が、チームの視点を未来に向け、主体性を引き出します。フィンランド発祥の『リチーミング』は、この考え方を体感するプログラムで、対話と協働を重視します。今回は事務局３名が研修内のワーク（課題の共有、理想像の構築、第一歩の設定）を実体験しておりますので、実際の研修をよりイメージしやすくなっています。