『誤解だらけのマイナンバー対策』(萩原 京二:著)幻冬舎から刊行
~外注システム、社労士などに依存せず、社員の個人情報を徹底管理する方法~
株式会社幻冬舎メディアコンサルティングは、萩原 京二:著『誤解だらけのマイナンバー対策』を刊行しました。
■内容紹介
2016年1月から開始するマイナンバー制度。税と社会保障の公平性を実現するだけでなく、健康保障証や運転免許証、パスポート番号等の一元化による手続きの簡略化など、個人の生活においても様々なメリットが期待される一方で、全従業員のマイナンバー管理が必須である企業に対しては厳格な安全管理措置が求められています。
しかし、マイナンバー制度の認知度の高まりに対して適切な対策を講じている企業は非常に少ないのが実情で、「マイナンバーが通知されたら、会社は速やかに社員から個人番号を収集しなければならない」「業務の一部を税理士や社労士に委託している場合は安心である」といった、間違った知識ばかりが広がっている状態です。万一、番号を不正に扱い漏えいさせた場合、最高で4年以下の懲役または200万円以下の罰金を科せられ、実際に被害を受ける人が出てしまった場合には会社の社会的信用が失墜するばかりか訴訟問題や不買運動に発展するなど、企業に与える被害は甚大です。
最適なマイナンバーの管理方法は会社の規模や業務内容によって大きく異なり、「自社に合わせた制度構築」が必要となります。本書では、この管理方法を28パターンに分け、パターンごとの流出リスクがある業務の確認、社内の管理体制の構築、取扱いルールの作成、苦情・相談窓口の設置法などを、分かりやすく解説します。
■書籍概要
誤解だらけのマイナンバー対策
著者:萩原 京二
価格:800円(税抜)
ISBN:9784344973329
初版発売日:2015/10/14
仕様:新書192ページ
■目次
第1章:懲役、罰金、社会性信用度の低下―――知れば知るほど恐ろしいマイナンバー漏えいリスク
第2章:知らないでは済まされないマイナンバー対策の落とし穴
第3章:組織体制を整備する前にマイナンバーを集めるな!
第4章:マイナンバーにきちんと対応すれば会社にも大きなメリットがある
第5章:漏えいリスクを徹底分析。マイナンバー対策のルールはこうして作る!
第6章:社員の意識向上と継続的な組織改善で、漏えいゼロ企業を目指す
第7章:社員100人以下の中小企業にシステムは必要ない!
【特別付録1】これだけは知っておきたい「マイナンバー基本Q&A」
【特別付録2】28のパターンで一目瞭然!あなたの会社のマイナンバー管理リスクはここだ。
■著者紹介
萩原 京二(はぎわら きょうじ)
一般社団法人DCAPマネジメント協会代表理事
株式会社全就連代表取締役
マイナンバー管理運用コンサルタント・社会保険労務士
早稲田大学法学部卒。東洋大学大学院博士前期課程修了。「組織作り」「ルール作り」「風土作り」のプロフェッショナルとして、社員数300~1000人規模の中堅企業のコンサルティングを専門とする。マイナンバー対応に関してシステム会社が自社の商品を販売するために偏った情報しか提供していないことに疑問を感じ、中小企業に正しい情報を提供することを決意。マイナンバー対応を28のパターンに分類し、会社の規模や管理体制に合わせたコンサルティング手法を開発。その考え方を全国の中小企業に伝えるために、社会保険労務士の仲間とともに「中小企業のマイナンバーを守る会」を設立し代表に就任。マイナンバー対応に関する正しい情報提供と適切な管理運用ができる実務家を育成する事業を展開中。
◆本書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング http://www.gentosha-mc.com/ /10月発表・同社プレスリリースより転載)