ディスコ、『2016年度日経就職ナビ就職活動モニター調査』(2015年9月)
~16卒就活、内定者は8割に到達。未内定者の8割が就職活動厳しいと回答~
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2016年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、9月の就職意識に関する調査を行いました。(調査時期:2015年9月1日~7日、回答数:1,454人)。
1.9月1日現在の内定状況 内定率は82.3%!8月(67.3%)より15ポイント上昇
9月1日現在の学生モニターの内定率は82.3%でした。前回調査(今年8月)の67.3%から1カ月で15ポイント伸び、8割を超えました。昨年の選考 解禁1カ月後の5月時点の内定率は58.9%と半数強で、「最初の山場」に過ぎませんでしたが、今年の場合は選考解禁が4カ月繰り下がったことで、早期内 定組に大手企業の内定が加わり、この8月が大きな山となりました。
内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了した割合は80.2%。8月調査では45.0%だったのが一気に8割を超えました。本命企業の選考結果が 出たことで活動を終える学生が増えたと考えられます。内定を持ちながらも就職活動を継続している学生は15.5%おり、未内定学生とあわせると、この時点 での就職活動継続者は30.4%です。
2.就職活動の難易度(内定有無別) 未内定者の8割(79.3%)が就職活動「厳しい」と回答
ここまでの自身の就職活動を振り返ってもらったところ、「とても厳しい」「やや厳しい」の合計は4割強(44.4%)で、「やさしい」の合計22.5%の 約2倍に上りました。学生優位の売り手市場と言われ、チャンスの多い年にもかかわらず、厳しいと感じている学生は少なくありません。
このデータを内定有無別に見ると、内定のない学生では「厳しい」との回答が8割に迫り(79.3%)、一層厳しさが際立つ結果となりました。自身の見立ての甘さを痛感する声が多くみられました。
3.就職活動継続者の希望 「大手中心」が減少し、「規模こだわらない」が大幅増加
就職活動を継続している学生(全体の30.4%)に、就職活動の中心としている企業の規模を尋ねたところ、7月調査と8月調査では大きな変化はありません でしたが、9月調査では大手狙いが大きく減少し、「規模にこだわらない」が大幅に増加しました。大手企業の中には応募を締め切っているところも多く、中堅中小企業を視野に入れて活動する学生が増えたことが分かります。
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(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /9月11日発表・同社プレスリリースより転載)