ダイジョブ・グローバルリクルーティング、『グローバル転職求人倍率調査』
~「製造業」、「金融業・保険業」の人材流動化進む
2015年7月 グローバル転職求人倍率1.17倍(Daijob調べ)~
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2015年7月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。
※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの
<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>
◆職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を職種別に見てみると、トップは「クリエイティブ(インターネット関連)」。前月比5.10ポイント増加し、5.50倍の高倍率となりました。次いで、「総務/人事/法務」が前月比1.92ポイント増の5.44倍、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」が前月比3.38ポイント増の5.11倍となりました。
7月度は、TOP3職種が全て5.0倍を超える高倍率となりました。「クリエイティブ(インターネット関連)」職では、2014年2月以降1年5ヵ月ぶりにトップになり、倍率は過去最高となりました。募集職種はWEBプロデューサーやデザイナーで、募集企業の業種はファッション・アパレル、流通から電気メーカー、旅行・レジャーなど様々でした。
また、TOP3に入った「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」においては、求人数が前月比1.76倍に増加しており、特に食品メーカーでの「製品開発」マネージャー職での求人数が3.0倍に増加した事が高倍率の原因だと考えられます。
◆業種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を業種別に見てみると、「製造業」が前月比0.02ポイント減の1.98倍でトップ、次いで「金融業・保険業」が前月比0.37ポイント減の1.85倍、「電気・ガス・熱供給・水道業」が前月比1.75ポイント減の1.50倍で、前月と同様の業種がTOP3となりました。
7月度は、最高倍率が2.0倍を下回り、5月、6月と比較して業種間での倍率の高低差は落ち着きつつありますが、「製造業」と「金融業・保険業」に関しては、毎月の新規登録者数、新規求人数が、共に一定数維持され、高倍率が続いていることから、他業種に比べ、2014年以降、人材の流動化が進んでいるのではないかと考えられます。
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(ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社 http://corp.daijob.com//8月21日発表・同社プレスリリースより転載)