イオン、約1,000名の管理職が参加するダイバーシティ研修を
「イオンシネマ」で開催~2020年女性管理職比率50%に向けて~
イオンは、管理職一人ひとりにダイバーシティ経営の必要性の理解と参画意識の向上を促す
ことをねらいとして、本年、全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、約1,000名の管理職が参加するダイバーシティ研修を実施します。
イオンはダイバーシティ経営の実現を目指し、グループの女性管理職比率を2016年までに30%、2020年までに50%にするという目標を掲げ、実現に向けて「ダイバーシティ推進室」を設置しました。2014年には国内グループ企業各社に推進組織を設置し、ダイバーシティ経営実現に向けた基盤固めを行ってきました。本年は、各社が策定したアクションプランの着実な実行の年と位置付け、キーマンとなる管理職を対象に、ダイバーシティ研修“ダイ満足”カレッジ「マネジメントコース」を開催します。
同研修は、一人でも多くの管理職がダイバーシティ経営の必要性を理解し、実現に向けた各自の課題を考えることで、各社の取り組みを加速させることを目的としています。イオンエンターテイメント(株)が運営する全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、様々な企業で働く従業員が同じカリキュラムを受講したうえで互いの意見を共有することにより、異なる考え方を尊重し合い、新たな気づきを生み出していくことを目指します。
同研修は、「違いを活かす」「介護」「育児」など、ダイバーシティ経営を進める上で重要となるテーマを年間4つ設定し、その分野に造詣の深い有識者からのご講演やテーマに沿った映画鑑賞、ディスカッションを実施します。1テーマについて3回ずつ日を分けて開催し、グループ企業の管理職約1.000名が参加する予定です。
イオンはダイバーシティ経営の実現を目指して、今後もグループ企業のシナジーを活用し、さまざまな取り組みを進めてまいります。
<ダイバーシティ研修“ダイ満足”カレッジ「マネジメントコース」について>
◆開催日/テーマ:
第1テーマ)6月11日(木)「社会環境の変化とイオンの変革」(予定)
第2テーマ)7月予定「違いを知り、違いを活かす」
第3テーマ)9月予定「『働く』と『介護』を両立できる会社へ」
第4テーマ)11月予定「『働く』と『育児』を両立できる会社へ」
※1テーマあたり3回開催
◆カリキュラム:
・グループ企業経営トップからのメッセージ
・有識者によるご講演
・テーマに沿った映画鑑賞
・ご講演と映画鑑賞を受けてのディスカッション
◆受講対象者:イオングループ企業の管理職
◆会場:全国の「イオンシネマ」をインターネット回線で接続し実施
■イオンのダイバーシティについて
イオンは、人権を尊重し、国籍・人種・性別・学歴・宗教・心身に障がいのあることなどを理由とした差別を一切行わず、多様な人材が活躍できる企業を目指しています。
2013年には、「日本一女性が働きやすく、活躍できる会社日本一女性が働きたい会社」を目指し、グループの女性管理職比率を2016年までに30%、2020年までに50%にするという目標を掲げました。その目標の実現に向けて、同年、グループCEO直轄組織として「ダイバーシティ推進室」を設置、2014年にはグループ各社においても推進体制を整備し、ダイバーシティ経営を推進しています。
イオンのダイバーシティについての取り組み(一例)
◆“ダイ満足”実現を目指し社内研修や表彰制度を整備
イオンは、ダイバーシティがうみだす「従業員・家族」「お客さま」「会社」の満足を“ダイ満足”と表し、グループを挙げてダイバーシティ経営の実現に向けて取り組んでいます。その一環として、グループ共通課題の解決に向けた学びの場“ダイ満足カレッジ”や、ダイバーシティ推進リーダーの会議“ダイ満足サミット”、各社の好事例の表彰制度“ダイ満足アワード”などを定期的に開催しています。
◆グループ事業所内保育施設「イオンゆめみらい保育園」開園
2014年12月、グループ事業所内保育施設「イオンゆめみらい保育園」を「イオンモール幕張新都
心」に開園しました。子育てをしながら働く従業員が、保育時間等の理由により勤務が制限されることなく継続して活躍できるよう、働き方を選択できる環境を整備するとともに、今後国内各地に設置し待機児童解消の一助となるよう努めます。
◆総合学童保育「イオン放課後教室」開校
2015年4月、学童保育「イオン放課後教室」を「イオンマリンピア店別館」「ダイエー成増店」に開校しました。体育・知育・徳育・食育が学べる総合学童保育である当教室は、保護者の方々の送り迎えやお子さまの通学に便利な駅前に立地しており、地域のお客さまをはじめイオンで働く方々が安心して子育てと仕事の両立ができるよう支援していきます。
イオンのダイバーシティについての評価
◆『2015 J-Winダイバーシティ・アワード』において「ベーシックアチーブメント大賞」受賞
2015年3月、特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(略称:NPO法人J-Win)が主催する『2015 J-Winダイバーシティ・アワード』において、小売業で初となる「ベーシックアチーブメント大賞」を受賞しました。グループの取り組みである“ダイ満足アワード”や“ダイ満足サミット”、“ダイ満足カレッジ”などの活動を進めたことが評価されました。
◆「平成26年度ダイバーシティ経営企業100選」に選定
2015年3月、経営産業省が推進する「平成26年度ダイバーシティ経営企業100選」に選定され
ました。「2020年までに女性管理職比率を50%にする」ことを宣言している点や、グループCEO直下にダイバーシティ推進室を設置している点、中国・ASEAN各国のグループ企業において経営者育成教育を充実させ、外国籍従業員定着化につながっている点などが評価されました。
■関連サイト
・イオンのホームページイオン環境・社会報告書「ダイバーシティの推進(PDF)」
・イオンのダイバーシティ推進について
◆本リリースについては、こちら(PDF)をご覧ください。
(イオン株式会社 http://www.aeon.info/ /6月5日発表・同社プレスリリースより転載)