帝国データバンク、『2015年全国女性社長分析』
女性社長は全体の7.5% 24年連続で前年比増加
~ 都道府県別では、青森県が10.14%でトップ ~
2014年10月、第1回「すべての女性が輝く社会づくり本部会合」が開催され、「すべての女性が輝く政策パッケージ」が取りまとめられた。同政策パッケージは、女性の活躍を阻むあらゆる課題に挑戦するものであり、“日本最大の潜在力”と位置づけられている「女性の力」を最大限発揮できる活力ある社会を目指すものである。活躍する女性の象徴として最も影響力を持つのが、女性社長ではないだろうか。
帝国データバンクでは、企業概要ファイル「COSMOS2」から「株式会社」「有限会社」の代表を務める社長のデータを抽出。各年末時点における女性社長比率の推移を比較した。
なお、「全国女性社長分析」は2014年8月7日に続き2回目で、女性社長の就任経緯や業況、出身大学、業種等に関しては前回調査でまとめている。
【調査結果】
1.2014年の女性社長比率は7.5%。13.3社に1社が女性社長であることが判明した
2.比較可能な1991年以降、女性社長比率は24年連続で前年比上昇している
3.女性社長比率を都道府県別に見ると、最も女性社長比率が高かったのは青森県の10.14%で唯一の10%台となった。2位は沖縄県で9.95%、3位は徳島県で9.78%と続く
4.女性社長比率を10年前の2004年と比較すると、47都道府県すべてで上昇。最も上昇幅が大きかったのは沖縄県(女性社長比率9.95%)で、対2004年(同5.06%)で4.89ポイント上昇
5.年代別の女性社長比率を見ると、80歳以上が13.39%となり最も高く、次いで30歳未満が9.97%となった。40代を底に、年代の高い区分と低い区分で女性社長比率が高かった
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(株式会社帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/ /3月26日発表・同社発表より転載)