リージャス、『「働き方」に関するグローバル調査』「増加するテレワーカー」
「周りで増加した」という回答、グローバル平均が70%に対して日本は44%に
新しいワークプレイスを提供する日本リージャス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:西岡 真吾、以下 日本リージャス)の本社、リージャス(本社:ルクセンブルク)は「働き方」に関する調査を、世界100ヵ国、2万2,000人以上の経営者や経営幹部に実施しました。
その結果、オフィス以外の場所を適時活用して仕事をする「テレワーカー」が、世界中で5年前より増加していることが明らかになりました。主要国の多くで60%以上が「テレワーカーが周りに増加した」と回答しており、グローバル平均では70%が「増加した」と回答しています。その一方で、日本は44%と主要国と比較すると低い数値であることも浮き彫りになりました。
■「5年前と比べてテレワーカーが周りに増加した」と回答した割合(主要国抜粋)
日本 44%
イギリス 76%
アメリカ 80%
フランス 77%
デンマーク 45%
インド 75%
中国 67%
ベルギー 72%
オランダ 66%
ブラジル 77%
サウジアラビア 67%
オーストラリア 75%
カナダ 76%
メキシコ 82%
グローバル平均 70%
また、テレワーク時に仕事の生産性を向上・維持できる最適な仕事の場所について日本人は、「1位:ビジネス環境を整えた自宅(47%)」、「2位:ホテル、空港などのビジネス環境が整備されたビジネスセンター(43%)」、「3位:カフェ(35%)」であることが分かりました。一方、テレワーク、オフィスワークなど仕事の形式に関わらず、仕事の生産性を妨げる要因について日本人は、「公共交通機関の遅延(60%)」、「交通渋滞(36%)」といった交通状況に関するものに回答が集中しました。これらの結果をふまえ、企業はテレワークを取り入れて交通機関の利用距離や利用回数を減らし、ビジネス環境が整った自宅やビジネスセンターでの仕事を推奨することにより、従業員の生産性を向上・維持できることが推測できます。
本調査結果を受けて日本リージャス代表取締役の西岡 真吾は「ビジネスマンは、オフィスにいる時と同等の生産性が維持できる仕事場を、オフィス以外の場所で見つけることは簡単なことでありません。本調査からは、自宅で仕事をする環境が整っていないビジネスマンにとっては、ビジネスセンターが仕事に適した場所であることが分かりました。リージャスは、日本および世界に多くのビジネスセンターを保有しており、自宅の最寄りのリージャスをテレワーク時の仕事場として活用することは、交通機関の遅延や渋滞に遭遇する機会が減少され、生産性の向上・維持に有効でしょう」と述べています。
フレキシブル・ワーキングとは
リージャスは1989年の創業以来、“固定の場所”にとらわれない自由な働き方を推奨してきました。人に会う、アイデアを考える、生活とのバランスをとるなどさまざまな仕事の場面において、相応しい場所を選択することで、全体の生産性を向上させビジネスチャンスを手に入れるという考え方がフレキシブル・ワーキングです。近年、IT の進化、女性・シニアの社会進出など、今まで以上にこのような自由な働き方が注目されています。リージャスはフレキシブル・ワーキングのパイオニアとして、今後もその啓蒙に努めていきます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(日本リージャス株式会社 http://www.regus.co.jp/ /3月26日発表・同社プレスリリースより転載)