ディスコ、2016年度 日経就職ナビ 就職活動モニター調査結果
~インターンシップへの参加熱高まる。冬は短期型に人気集まる。~
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2016年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、2月時点の就職意識に関する調査を行いました。(調査時期:2015年2月1日~5日、回答数:1,504人)。
1.志望業界「明確に決まっている」が前月より2.7ポイント増。就活本番に向け準備進む。
志望業界の決定状況は、「なんとなく決まっている」が56.9%で最多。「明確に決まっている」は26.9%で1月調査(24.2%)より2.7ポイント増加し、就職活動本番に向けて準備が着実に進んでいる様子がうかがえます。
志望業界については、40業界中5つまで選んでもらったところ、「銀行」20.6%、「水産・食品」が20.1%、「医薬品・医療関連・化粧品」17.5%と続きました。上位3業界の顔ぶれは1月調査から変動はありませんでした。
2.インターンシップに「応募した」83.8%、「参加した」73.7%。いずれも11月調査より上昇。
インターンシップへの応募状況を聞いたところ、「応募した」が83.8%と8割強に上ることが分かりました。実際にインターンシップに参加したのは73.7%にのぼり、こちらも11月調査(68.6%)より4.9ポイント上昇しています。
インターンシップの参加時期については、「1~4日間」のプログラムへの参加時期は「12月」(42.2%)、「1月」(39.7%)の順に多く、「5日間以上」のプログラムは最も高いのは「8月」(56.9%)、「9月」(39.9%)でした。
インターンシップに応募しなかった学生には、その理由を尋ねました。文理ともに最も多かったのは「学業を優先しているため時間がない」ですが、とりわけ理系(75.9%)が圧倒的に高く、文系(50.0%)に比べて25.9ポイントも高い結果となりました。
3.Uターン就職希望者は3割弱に減少。一方、「出身地・地元には就職したくない」が4割に。
出身地・地元を離れて進学している学生に、Uターン就職の希望状況を尋ねたところ「ぜひ出身地・地元で就職したい」12.0%、「どちらかというと出身地・地元で就職したい」17.1%で、合計29.1%と3割を切りました。一方、「出身地・地元の大学へ進学」した学生に聞いたところ、65.4%が地元での就職を希望しているという結果になりました。
4.内定状況について「内定を得ている」学生が2.2%。「選考中の企業がある」は2割弱に上昇。
現時点での内定状況については、「内定を得ている」との回答が2.2%で、1月調査から0.5ポイント増加しました。筆記試験や面接などの「選考中の企業がある」学生は18.0%で、1月調査(13.2%)から4.8ポイント増え、選考ベースに乗っている学生が2割弱となりました。選考中の企業数は平均して1.8社で1月調査(1.6社)より微増しています。
*調査詳細は同調査レポート(PDF)をご覧ください。
≪調査概要≫
調査対象: 2016年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答数: 1,504人(文系男子460人、文系女子451人、理系男子393人、理系女子200人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2015年2月1日~5日
サンプリング: 日経就職ナビ2016 就職活動モニター
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(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /2月20日発表・同社プレスリリースより転載)