「真の実力」を測定・新タイプの能力診断テスト
『 BSI 』をミッド・コンサルティングが提供
ミッド・コンサルティング(神奈川県横浜市、高木史朗・代表)は、実務の現場で成果につながる「真の実力」を測定する、新しいタイプの能力診断テスト『BSI』を開発、提供しています。
従来の能力適性診断テストの多くは、実務の基礎となる能力として、「数理的思考」「言語的理解」「論理的思考」という基礎能力、さらに「計算」「漢字」「事務処理」といった、実務処理能力を測定ターゲットとしています。しかし、これらの基礎能力は、本来IQ(知能)テストの測定対象となっているもので、どちらかといえば、人が生来的に身につけている資質に近いものです。これら生来的な知能レベルは、日常生活での意思決定の思考に影響を与えている要因ではありますが、ビジネスシーンでの成果を決定づけるものではありません。
『BSI』には、日常のビジネスシーンで直面する内外からのクレームやトラブル、部下の指導、他部署との調整など、組織に生ずるさまざまな問題が含まれています。被験者がこのような問題にどのように対処し、どのような意思決定と行動を選択するのかを、「行動 心理学」「意思決定科学」「対人心理学」などの理論を駆使して、被験者の「真の実力」を診断評価します。「どのような資質を保有しているか」よりも、「現場(ビジネスシーン)でどのような行動を選択するのか」に重点をおいて開発されています。
本テストでは、これまでに多くの企業で実施したセンターアセスメント(※)の約1万人にもおよぶアウトプットデータとして、参加者(被評価者)の意思決定データと能力プロファイルとの相関関係を分析した結果に基づいて、被評価者が選択する傾向性の高い回答を5択に絞り込んで、設計開発されました。
※センターアセスメントとは…
人の潜在能力や資質が、将来どのように発揮されるかを事前に発見するアセスメント方式。
具体的には、「個人潜在能力」「資質」が外面に観察しやすい行動となって発揮される状況を行動心理学的に設計された様々な演習課題を使ってつくりだし、一定の行動観察技法に基づいて、観察・記録・評定する。
第二次大戦時、CIAの前身である米国OSS局の秘密情報員の選抜や、ドイツにおいてはスパイ養成のための訓練プログラムとしても使用され、戦後は米国のAT&T社と民間研究機関によって、企業内研修プログラムとして形が整えられ、大手企業や政府機関において導入された。日本では1970年代になって紹介され、昇進昇格や管理職の選抜に際しての人事データの抽出や、最近では能力啓発・強化目的としても導入する企業が増加している。
【 『BSI』採用によるメリット 】
■ 信頼のおける人事データの入手
< 配属時の適応力評価 >
適性・意欲だけではなく、職務の遂行に貢献できる能力を持っているかを判断
< コア人材(幹部候補生)の早期選抜 >
異なった職種・職務条件に惑わされない、客観的で納得性の高い選択が可能
■ 昇格基準の納得感を高める
< 管理職公募に際しての評価 >
関心・意欲だけではなく、マネジメントスキルの保有レベルが素早くわかる
< 昇進昇格時の能力評価 >
より簡単、かつ低コストで、コンピテンシーの核となるコア能力がわかる
■ 採用ミスマッチを未然に防げる
< 中途採用時の実力評価 >
即戦力=仕事の「できる力」がわかる
< 新卒採用時の基盤能力評価 >
性格・知能だけではなく、将来の職務の遂行に関わる実務能力がわかる
(ミッド・コンサルティング http://www.midcon.ne.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月6日)