ファッション業界専門 人材サービスのクリーデンス
2014年上半期ファッション業界転職動向を発表
~ 非モノづくり系職種で求人ニーズ高まるも、転職希望者は減少 ~
ファッション業界専門の人材サービスを手がける株式会社クリーデンス(本社:東京都港区 社長執行役員:高草木 敦)は、2014年上半期の転職動向を発表いたします。本データは、クリーデンスに2014年1月~6月によせられた求人数、転職希望者数を集計したものです。
■2014年上半期 新規転職希望者数・新規求人数■
~求人数は増加するも、個人の動きは停滞~
ファッション業界全体で、新規求人数は前年比+14.8%と増加、新規転職希望者数は前年比-13.3%と減少しています。新規求人の職種を“モノづくり系”と“非モノづくり系”に分けて詳細をみてみると、「デザイナー」(-3.0%)、「パタンナー」(-4.3%)などのモノづくり系職種で企業のニーズが落ち着いている一方、「プレス販促」(+19.4%)、「営業」(+76.7%)、「販売」(+27.0%)などの非モノづくり系職種で前年比+41.1%とニーズが高まっています。中でも「営業」の伸びが大きく、非モノづくり系職種全体の新規求人の増加をけん引している状況です。
■2014年下半期 転職市場見通し■
~異業種への転職も選択肢に~
2014年上半期は、「営業」、「販売」の求人が目立ちましたが、販売経験を持つ新規転職希望者の数は2013年6月頃から減少傾向にあり、2014年に入ってからは、前年同月を下回る月が続いています。景況感の高まりを受け、転職市場が活発な動きを見せる中、これまでの経験・スキルを異業界でも生かしやすい「営業」、「販売」などの職種の人は、異業種にも視野を広げ、転職活動を行っていることも考えられます。その要因として、個人のチャレンジ精神など前向きな姿勢があるのはもちろんですが、一方でファッション業界の就業環境や収入への懸念があることも否定できません。
全ての業種を含め、転職市場の好況は今後しばらく続くでしょう。優秀な人材を企業やファッション業界内にとどめるためにも、より魅力的な就業環境を作り上げていくことが不可欠になってくるのではないでしょうか。
(クリーデンス 社長執行役員 高草木 敦)
<株式会社クリーデンスについて>
株式会社クリーデンスは、ファッション業界専門の人材紹介会社として2001年8月に設立。インテリジェンスの転職支援サービスのノウハウを柱に、デザイナー、パタンナー、MD、店長/販売のほか、ファッション業界のスペシャリストに特化した人材紹介サービスのリーディングカンパニーとして、人と企業の最適な出会いをプロデュースしています。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社インテリジェンス
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◆本リリースの図表・詳細については、こちらをご覧ください。
(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ 7月30日発表・同社プレスリリースより転載)