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ニュース
人事サービス 人事労務・管理
掲載日:2014/04/21

SurveyMonkey社、モバイル時代の働き方と生産性に関する日米意識調査
若い世代ほど世代間格差意識や社会状況に危機感

仕事内容への満足度29%、昇進機会に満足 10%
米国51%に対し、日本の生産性向上のカギ「コラボレーター」は20%

世界190ヵ国で利用されているフリーミアムなWebアンケート作成ツール『SurveyMonkey(サーベイモンキー)』を手掛ける米国企業SurveyMonkey 社(米国カリフォルニア州パロアルト、最高経営責任者デイブ・ゴールドバーグ)は、このたび16歳から70歳の労働者で日本在住1650 名と米国在住1000 名の計2650名に対して、生産性などに関する意識調査を行いましたので、お知らせいたします。

本調査では長い不況を越えて日本の労働者たち、とくに働き盛りの労働者が自分たちの生産性に対してどのようにとらえているのかを調べました。日本の労働者は、自分たちの生産性に関して米国と比較すると全体に楽観視していました。しかし、働き盛りの世代は全体よりも国や企業の置かれた状況を厳しくとらえており、認識に世代間差が見られました。また、自分たちの仕事にブレイクダウンした場合、長時間労働には成功が保障されていると感じておらず、同僚や顧客に対して不満を持ち、昇進などの将来にも希望を持てていないことが分かりました。

しかし、そういった悲観的なムードの中である条件を満たす一団が非常に前向きな傾向を持っていました。それは、仕事に関して社内外でコラボレーションをおこなっている「コラボレーター」とよばれるグループです。彼らは、社会や職場環境、生産性にポジティブな結果を示しており、ワークライフバランスへの関心も高く、その実現のためにモバイルツールなどを上手く活用していることが分かりました。


■調査結果ピックアップ

~日本は生産性に関しては楽観的~
自分は生産性が高いと思う?
→はい 日本 42% vs 米国 26%

生産性は前世代と比べて?
→日本 同程度 56% vs 米国 下がった 47%

仕事時間外でもモバイルでメールをチェック
→日本 34% vs 米国 51%


~しかし、日本の働き盛りは経済や企業力に危機感~
親世代よりも生活水準が下がった →42% (40歳以下は51%)

国際的にイノベーション力は高い →69% (40歳以下は46%)
高品質な製品を作れる →81%(40歳以下は66%)
経営力のある会社が国内にある →46%(40歳以下は30%)


~自分の仕事に関しては、全体に悲観的~
長時間労働は成功を何も保証しないと思う 77%
仕事の内容に満足している 29%
労働時間に満足している 35%
同僚に満足している 26%
顧客に満足している 17%
昇進機会に満足している 10%

しかし、仕事上で社内外とコラボレーションする機会がある「コラボレーター」は、数はまだ少ないが、やる気や生産性向上、企業経営、日本経済観についてポジティブな傾向を示した。

「コラボレーター」は少数
社内でコラボしている 20%
社外でコラボしている 7%

「コラボレイター」に絞ってみると
仕事の内容に満足している 45%
労働時間に満足している 44%
同僚に満足している 42%
顧客に満足している 36%
昇進機会に満足している 24%

全体に比べて、社会的視点もポジティブな数値を示した

42%のコラボレーターは、親の世代よりも暮らし向きが良くなっていると回答
65%のコラボレーターは、日本の技術的なイノベーションを高く評価
54%のコラボレーターは、経営力はあると評価


~モバイルツールと生産性に関して~
ビジネス目的でスマホを利用している
→日本の回答者全体の5%

「コラボレイター」の45%
モバイルは仕事に役立つと回答

ワークライフバランスを支持
→日本全体の67%

「コラボレーター」の56%
仕事時間外でもメールチェックと回答


■調査概要
2014年4月に日米在住の16歳から70歳までの労働者を対象としたSurveyMonkey を利用したインターネット調査を実施。日本1650名(男性69%、女性31%)、米国1000名(男性50%、女性50%)から回答を得ました。

調査結果のグラフはコチラからご覧いただけます。 http://bit.ly/P47LmF

◆本リリースの詳細はこちらをご覧ください(PDF)。
 

■SurveyMonkey とは
クラウド型のセルフアンケートASP を提供する『SurveyMonkey』は、1999年に米国でスタートしたフリーミアムモデルのサービスです。米国Fortube500の99%の企業が導入し、社内の人事評価制度や顧客満足度調査、製品開発フィードバックなどで活用されており、個人や企業の他NPOや教育現場などでも広く利用されています。日本へは2011 年3月にローンチを行い、これまで着実にユーザーを増やしており、すでにANA、無印良品、mixi、日本ケンタッキー・フライド・チキンをはじめとする、数多くの企業で採用されております。
価格とプランに関して>> https://jp.surveymonkey.com/pricing/


(SurveyMonkey 社 http://jp.surveymonkey.com /4月16日発表・同社プレスリリースより転載)

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