インテリジェンス、中国法人、7月の新規求人数を発表
~前年比20.7%プラス 中国国内の景気減速受け、即戦力採用へシフト~
総合人材サービスの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)は、中国法人の転職サービスに寄せられた新規求人数を集計しています。2013年7月の結果がまとまりましたので、発表いたします。
■ 全体概要 - 7月は775件、前年比20.7%増、前月比27.0%増
2013年7月に、インテリジェンス中国に寄せられた新規求人数は775件、前年比20.7%プラス、前月比では27.0%プラスとなっています。下期に向けた採用計画の見直しに伴い、募集を開始する企業が目立ちます。また、中国経済の減速傾向をうけ、業績が振るわない企業も少なくない中、求められる人材に変化が見られます。春節後の採用シーズンには、欠員募集などの短期的な人材ニーズから比較的若手の採用が多く見られました。一方、7月からは最低限必要な人材だけを時間をかけて厳選し、即戦力として採用しようとする企業が増え、管理職や拠点長クラスの求人が目立っています。
業種別の対前年増加率では、先月に引き続き「金融」が前年比+145.5%と大きな伸びを示しています。従来からニーズの高かったリース業のほか、保険業においてもニーズが堅調です。主に損害保険会社が法人向けに営業を強化していることが要因のようです。また、前月から一転、前年比プラスとなった「消費財」(+71.4%)では、中国景気や日中関係問題の影響で、日本製品の販売には逆風が吹いているものの、依然中国マーケットを重要視する企業は多く、化粧品などを中心に求人ニーズが回復しています。そのほか、「製造業」(+31.7%)では、主に自動車関連の企業において、工場の稼働開始に伴う生産管理や品質管理などの技術系職種の採用が目立っています。
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(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /8月29日発表・同社プレスリリースより転載)