ファッション業界専門人材紹介サービスのクリーデンス
ファッション業界 「転職で重視する点」調査を発表
~全職種で「仕事内容」が最多 待遇、雇用形態がブランドイメージより上位に~
ファッション業界専門の人材紹介を手がける株式会社クリーデンス(本社:東京都港区 社長執行役員:高草木 敦)は、クリーデンスの転職支援サービスに、2012年4月~2013年3月に登録した転職希望者を対象に、転職で重視する点について調査を実施いたしました。結果がまとまりましたので、発表いたします。
※転職で重視するポイント … 11項目より、最大3件まで選択可能(任意解答項目)
【調査結果概要】
■プレス、VMDは「ブランドイメージ」
パタンナー、デザイナーは「職場雰囲気」を重視
全体では、「仕事内容」が29.1%で1位。次いで「待遇」(16.0%)、「雇用形態」(14.4%)と続きました。ファッションの核となる「ブランドイメージ」は7.7%で5位に留まり、どこまで権限を持って仕事ができるのかといった業務の幅や、休日やシフト制度などの待遇面などが重視されていることが分かりました。
職種別にみると、「ブランドイメージ」が他職種に比べ重視されるのは、自らがブランドの“顔”となる「プレス」(12.1%)や、店舗などのビジュアルに深くかかわる「VMD」(10.9%)。自らがブランド戦略やイメージに深くかかわり推進する立場だからこそ、そのブランドのコンセプトや商品に共感できるかが、転職企業を選ぶカギとなるようです。
また、社内でのやりとりが多い「パタンナー」「デザイナー」「生産管理/物流/貿易」では、「職場雰囲気」が上位に。社内のメンバーといる時間が長く、チーム内外との連携が問われる職種ゆえの重視ポイントとなりました。
■解説 ― 転職で重視する点を明確にすることが、転職成功のカギに
2013年は、2012年に引き続き求人ニーズは活発です。こうした景況感を受け、自らのスキルをブラッシュアップするため、更なるチャレンジをしようと転職に意欲的な人が多いことが、「仕事内容」を最重要視するという結果に表れたのかもしれません。2位以降のランキングには、その職種ゆえの重視内容が反映されました。
転職ではまず、自分の「転職における重視点」を明確にすることが大切です。新しい職場でどんなキャリアを積みたいか、前職でのどんな点を改善したいかなど、順位付けを明確にすることで、見るべきポイントが絞られ、より自身に合った職場が見つかります。本調査も参考に、何を引き上げるために転職をしたいのか、振り返ってみてください。自身でまとめきれない場合は、キャリアコンサルタントに相談することも有効です。
(株式会社クリーデンス 社長執行役員 高草木 敦)
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社インテリジェンス http://inte.co.jp/ /7月31日発表・同社プレスリリースより転載)