ジェイフィールが「組織感情診断」調査結果を発表!
1,273職場の診断からみえたご機嫌な職場の実像
ジェイフィールでは、組織感情という概念を提示して、組織の感情状態を自分たちで把握し、組織を自分たちで変えていくためのノウハウを提供してきました。
今回2008年現在まで、1,273職場、19,884人におよぶ組織感情診断の結果を分析しレポートにまとめました。今回の分析で、ご機嫌な職場と不機嫌な職場に働く人の特徴、職種、世代などが明らかになりました。
【レポート概要】
本レポートは、診断システム変更以降に得られた以下の診断データを分析したものです。
診断実施期間 2009/9 ~ 2012/3
延べ職場数 1,273 職場
延べ受診者数 19,884 人
【全体傾向】
「超不機嫌な職場」、「不機嫌な職場」といった不快感情の比率が極めて高い深刻な職場と、不快感情が快感情を上回る「不快な職場」が全体の7%を占め、さらに特定の不快感情が高いなど明らかに問題がある「要注意職場」も合わせると、約45%の職場が悪い状態にあることが明らかになりました。
組織感情状態が良好と言える「超ご機嫌な職場」、「ご機嫌な職場」は全体の約30%にとどまり、逆に約70%の職場は組織力の発揮できない、活力のない職場であるという結果になりました。
【ご機嫌な職場と不機嫌な職場の特徴】
「ご機嫌な職場」で働く人は緊張感や責任感が強く、一方で周囲への肯定感、謙虚さを持っていることがわかりました。
また、「不機嫌な職場」で働く人は、職場の自分以外の人の気持ちと自分の気持ちとの間にギャップを強く感じていて、周囲に対して否定感をもち、批判的な見方をしています。
【業種別、職種別などの傾向】
更に業種別、職種別、年代別、管理職・一般社員別など属性による組織感情の特徴についてもとりあげていますが、業種別では「製造業」が、職種別では「研究開発」「生産・製造」が相対的に悪いという結果がでました。
【組織感情診断とは】
組織感情とは、職場全体に広がっている感情、ムード、空気感のことです。診断では実際にマップに基づいて作成された53問の各感情について職場のメンバー(管理職含む)全員に回答いただき、周囲の人たちがその感情を感じている、持っていると思う人の割合がどのくらいかによって、組織感情の広がりを数値化しています。
ジェイフィールでは、今回のレポートを参考に、各職場がどのように協力しあい、知恵を出しあって、組織力を発揮できる「ご機嫌な職場」にしていくのかを引き続きサポートしていきたいと考えています。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ジェイフィール http://www.j-feel.jp/ /9月6日発表・同社プレスリリースより転載)