アルー、「’13新入社員 “就職活動短期決戦世代”の傾向」
2013年度入社予定内定者意識調査
この度、2013年度新入社員の育成について考えるために、アルー株式会社(代表取締役社長 落合文四郎、東京都 千代田区)は、 2013年度に企業へ入社予定の内定者である大学生・大学院生300名を対象に、意識調査を実施しました。
【調査結果概要】
今回の調査の結果、2013年度入社予定の内定者の傾向が明らかとなりました。
まず、これから社会人になることに対して、現在の気持ちを聞いたところ、約3割が「期待が大きい」と回答しました。また、その理由については、「新しい環境」や「自己成長」に対する期待が多くあがりました。次に、内定者が考える「会社から求められていること」については、1位「チャレンジ精神を持つこと」、2位「会社に貢献すること」となり、昨年と同様の結果となりました。さらに、彼ら自身が「仕事をしていく上で、苦手意識があること」を質問したところ、1位「リーダーシップの発揮」、2位「早期の独り立ち・成長」でした。続いて、これから社会人として仕事をしていく上で、“将来ありたい姿”があるかを聞きました。すると、9割強が「ある」と答える一方で、内定先の会社でそれを実現できると回答した人は、約2割でした。
さらに、グローバル化に関して、「外国人と仕事をすることへの不安」を聞いたところ、約6割が不安を感じると回答し、「語学力」や「異文化受容」に対する不安が多くあがりました。最後に、内定者に「アジア新興国での働く意欲」について聞きました。すると、「会社からの要請であれば行く」との回答が半数以上で最も多く、約2割が「自ら志願する」と回答しました。その理由としては、「自己成長の機会」、「会社からの期待を感じる」といった前向きな声が多数あがりました。
ビジネス拡大を目指し、成長市場であるアジア新興国への進出を加速させている日本企業にとって、新入社員の育成は、今後の企業の継続成長とグローバル戦略の実現にも影響を与えかねません。就職活動時期の見直しに伴い、短期決戦化した就職活動を経て入社する新入社員の育成では、「社会人としての基本徹底」は引き続き重要です。また、新入社員のうちから「異文化」や「グローバルビジネス」に触れる経験を意図的に用意し、グローバル人材としての成長ステップを早期に登らせることが、組織と人材のグローバル化の推進、さらには、将来のグローバル戦略実現に向けた大きな一歩につながるのではないでしょうか。
【実施要項】
■ 調査期間 :2012年8月22日(水) ~ 2012年8月24日(金)
■ 対象層 :2013年4月入社予定 大学/大学院卒業見込みの内々定者
【調査結果抜粋】
■ これから社会人になることに対して、あなたは現在どのような気持ちを感じていますか。
・「期待が大きい」 32.3%
・「どちらかといえば期待が大きい」 34.3%
■ 現在、国際競争が激化する中、日本企業のグローバル化がこれまで以上に求められています。
あなたは、外国人と仕事をすることに不安を感じますか。
・「はい(不安を感じる)」 58.3%
・「いいえ(不安を感じない)」 41.7%
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(アルー株式会社 http://www.alue.co.jp /9月6日発表・同社プレスリリースより転載)