東京大学社会科学研究所
「ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト」 第4回成果報告会
~ワーク・ライフ・バランス支援の新次元~
女性活躍推進と仕事と介護の両立
東京大学社会科学研究所 「ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト」 は、2008年の発足以来、研究・活動内容の報告を行ってまいりました。本年は第4回の成果報告会を開催いたします。
企業のワーク・ライフ・バランスの取り組みは、女性の活躍の場の拡大や仕事と介護の両立など新たな課題に直面しています。
成果報告会では、ワーク・ライフ・バランスに関する最新の研究成果を報告するとともに、今後の課題や方向性を探りたいと考えています。みなさまのご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。
■ 日時 : 2012年10月4日(木) 13時00分~17時30分(受付開始:12時30分)
■ 場所 : 東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術記念ホール(これまでと会場が異なります)
■ 対象 : ワーク・ライフ・バランス推進をご検討、もしくは取組みをしている企業・自治体の担当者
■ 主催 : 東京大学社会科学研究所ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト
■ 参加費 : 無料
≪ session1 ≫
【第I部:4つの分科会】13:00~15:00
プロジェクトの研究メンバーが、それぞれの研究成果を分科会で報告します。
※いずれか一つの分科会にご参加いただけます。ご参加を希望される分科会は、お申し込み時にお知らせください。
※定員は、4つの分科会を合わせて400名です。申込は先着順で、定員になり次第締め切りとさせていただきます。
(1) 矢島
「両立が当たり前の時代」の女性活躍推進
育児休業や短時間勤務を利用して「両立」をはかる女性社員が増加する中、女性の能力開発・キャリア形成に悩む企業が増えています。女性活躍推進の取組の「見える化」の方法や「両立」社員を活かす職場マネジメントのあり方などを、最新の調査をもとに考えていきます。
(運営協力:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
(2) 武石、山極、松原
地域のワーク・ライフ・バランス推進における自治体の役割と課題
WLB等を推進する企業の取り組み支援や住民に対する意識啓発などに関し、自治体として実施すべきこと、効果的な支援のあり方について、事例紹介およびパネルディスカッションを通して考えます。
(事例発表(予定):新潟県、三重県、兵庫県(ひょうご仕事と生活センター)、西東京市)
(3) 佐藤、松浦
WLBと働き方改革の必要に関する管理職の意識啓発のためのモデル研修の実演
WLBを実現できる職場作りのためには、管理職の理解と取り組みが不可欠です。市販のDVDを活用した管理層の意識啓発のためのモデル研修を実施し、参加者が社内で研修を行うための教材を提供します。
(4) 小室
企業の行うべき「介護と仕事の両立支援」の考え方と導入事例
自社の「介護を抱える社員の割合」を把握していますか?実態を調査したことで具体的な支援に踏み出している企業の事例発表を通じて、企業の行うべき支援について考えます。
(事例発表:大成建設株式会社、株式会社丸紅)
≪ session2 ≫
【第II部:全体会議】15:30~17:30
・第I部の各分科会の報告
・仕事と介護の両立に関する調査と提言
● プロジェクト研究メンバー
佐藤博樹(東京大学大学院情報学環教授・社会科学研究所兼務)
武石恵美子(法政大学キャリアデザイン学部教授)
小室淑恵(株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長)
矢島洋子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱主任研究員)
山極清子(立教大学ビジネスデザイン研究科、㈱wiwiw 社長執行役員)
松浦民恵(ニッセイ基礎研究所生活研究部門主任研究員)
松原光代(㈱東レ経営研究所コンサルタント)
● お問い合わせ
東京大学社会科学研究所
ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト
TEL:03-5841-4875 担当:和田
e‐mail: wlb@iss.u-tokyo.ac.jp
◆お申し込み方法
詳細 : http://wlb.iss.u-tokyo.ac.jp/activities_j.html#menu03-4
参加申込票ダウンロード : http://wlb.iss.u-tokyo.ac.jp/material/pdf/seminar2012.pdf
(東京大学社会科学研究所 http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/ /同研究所プレスリリースより抜粋・8月31日)