日本マンパワー、新入社員意識調査を実施
~新入社員が最も大事にしたい価値観は 3年連続「人の役に立てること」~
日本マンパワーが新入社員のキャリア意識について
今年度最大級の新入社員意識調査(自社調べ)を実施
株式会社日本マンパワー(東京都千代田区神田東松下町47-1、代表取締役:加藤智明)は、
昨年に引き続き、2012年入社の新入社員を対象としたアンケート調査を実施し、結果をまとめました。
本調査は、主に弊社がお手伝いした新入社員研修(個別企業内実施)の参加者、および本趣旨にご
賛同いただいた企業様の新入社員7,592名(回答企業数155社)を対象に行い、
今年度最大級の新入社員意識調査(自社調べ)となりました。
本調査の特徴として、
1.キャリアや職業選択に関する著名な諸理論(キャリアカウンセリングに関する理論)を活用し設計
2.新入社員のキャリア形成意識と関連する考え方や価値観を調査
という点が挙げられます。
また、世相を反映した自由記述形式の質問なども組み込み、より新入社員の意識に
深く切り込んだ内容となっております。
組織内キャリア開発プログラムの企画・実施や、キャリアカウンセラーの養成を中心に、
個人と組織の双方に望ましいトータルキャリアサポートをご提供する弊社ならではの調査内容です。
今年の調査は、下記のような結果となりました。
≪ 主な調査結果 ≫
〔1〕 仕事への不安「かなりある」と回答、2012年度が最も高い結果
仕事への期待と不安に関しては、3年連続して約9割が「ある」と回答
昨年比較で+3.4%、2010年調査と比べても+1.2%となり、過去最も高い数値結果となった。
〔2〕 不安の対象、「自分の能力(知識・スキル)不足」が第1位
不安の対象としては、「自分の能力(知識・スキル)不足」「自分があげる成果」
「仕事での失敗」「職場の人間関係」とした新入社員が、6割を超えた。
〔3〕 5年後のキャリアビジョンが「ある」新入社員と「ない」新入社員の「期待」
5年後の自分のキャリアビジョンが「ある」と解答した新入社員は77.3%。
「ある」新入社員のうち、実現可能性について、59.4%が「必ず実現する」、
「実現できるだろう」と回答。
キャリアビジョンの実現可能性を高いとしている新入社員は、キャリアビジョンが「ない」と回答した
新入社員に比べて仕事への期待が高く、不安が低かった。
〔4〕 働くうえで最も大事にしたい価値観、3年連続で第1位「人の役に立てること」
昨年起きた東日本大震災の影響が考えられるが、その傾向は今年度も引き続き変わっていない。
「人の役に立てること」を選んだ新入社員は、全般的に成長意欲が高い傾向が見られた。
〔5〕 会社を選ぶ時に感じた魅力、3年連続で第1位「自分が成長できる」
2位の「社内の雰囲気や人間関係」は2年前に比べて大きくポイントを下げた(▲4.5ポイント)。
唯一3年連続で増加基調にあるのは「給与や待遇」で、2年前と比較して+4ポイント。
〔6〕 「会社・組織を選ぶときに感じた魅力」に文系と理系の新入社員の間に違い
1位は共通して「自分が成長できる」、2位は、文系の新入社員は「社内の雰囲気や人間関係」が高く、
理系の新入社員は「自分のやりたいことができる」が高かかった。
最も差が開いた魅力は「自分の能力や知識を発揮できる」で、
理系の新入社員が文系の新入社員より高かった。
〔7〕 上司にしたいスポーツ選手「イチロー」が第1位
上司にしたいスポーツ選手は「イチロー」が21.0%で第1位。
2位「松岡修造」4.6%、3位「長谷部誠」4.2%、4位「澤穂希」2.8%を大きく引き離した。
(株式会社日本マンパワー http://www.nipponmanpower.co.jp/cp/ /6月25日発表・同社プレスリリースより転載)