毎日コミュニケーションズ、『女性の働き方に関する調査』結果を発表
結婚・出産後も働き続けるには、「夫や家族の協力が重要」
約86%の未婚女性が、男性の育児休暇取得に“賛成”
働く女子にうれしい情報サイト「escala cafe(エスカーラカフェ)」(運営、株式会社 毎日コミュニケーションズ<本社:東京都千代田区>)では、『女性の働き方に関する調査』を実施しました。調査結果の概要は以下の通りです。
■ 結婚・出産後も仕事は“続けたい”。約86%の女性が男性の育児休暇取得に“賛成”
結婚・出産後の働き方に関して尋ねたところ、結婚後に関しては「絶対続けたい」(17.8%)、「できれば続けたい」(52.9%)と70.7%が“続けたい”と回答した。出産後に関しては「絶対続けたい」(12.1%)、「できれば続けたい」(45.6%)と57.7%が“続けたい”と回答した。
出産後も仕事を続けたい理由については【複数回答】、「収入がなくなると経済的に厳しいから」(68.2%)、「自由に使えるお金が欲しいから」(56.2%)、「貯金をしたいから」(47.7%)と金銭的な理由を回答する人が多くいる一方で、「専業主婦になりたくないから(社会との接点をもっていたいから)」(50.3%)や、「仕事にやりがいを感じているから」(30.7%)といった回答も目立ち、仕事自体に魅力を感じていたり、仕事を通して社会との接点を持ちたいと考えている人もいることがわかった。
また、「女性が結婚や出産後もこれまで通り仕事を続けていくには、何が一番重要だと思いますか?」と尋ねたところ、「夫や家族の協力」(36.2%)、「会社の支援制度」(30.4%)、「国の支援制度」(21.0%)となり、より身近な人の協力が必要だと考えている様子が見て取れた。さらに、「男性が育児休暇を取ることに、賛成だ」(86.8%)が「男性が育児休暇を取ることに、反対だ」(13.2%)を大幅に上回り、結婚・出産後も仕事を続けていくには、夫の協力が重要だと考え、男性の育児休暇取得を望む女性が多くいることがわかった。
■ 約3割の女性が勤務する会社に目標としたい同性の上司・先輩が“全くいない”と回答
「今あなたが勤務する会社で男女間に昇進やその機会に差があると思いますか?」と聞いたところ、「非常にそう思う」(21.3%)、「ややそう思う」(39.9%)、「あまりそう思わない」(30.2%)、「全くそう思わない」(8.7%)となり、"機会に差がある"と答えた人が6割を超えた。さらに、「今あなたが勤務する会社の女性管理職(課長以上)の割合はどれくらいですか?」との問いには、「管理職の1%~9%」(34.9%)、「女性の管理職はいない」(30.2%)となり、6割以上の職場で女性管理職の割合が“10%未満”、もしくは"いない"という結果となった。
また、「今あなたが勤務する会社に将来モデル(目標)にしたいと思える女性の上司・先輩はいますか?」の質問では、「全くいない」(29.1%)、「ほとんどいない」(31.8%)、「多少はいる」(35.8%)、「たくさんいる」(3.3%)となり、キャリアプランのモデルにしたいと思える同性の上司・先輩が“全くいない”という女性が約3割に及んだ。働いている会社に女性の管理職がいない、もしくは少ないために目標とできる同性の上司・先輩がいない、と考える女性たちの様子が見て取れた。
【 「女性の働き方に関する調査」調査概要 】
調査方法 : escala cafe会員にWEB上でのアンケートを実施
調査期間 : 2011年5月10日(火)~5月12日(木)
回答 : 762件(20歳~39歳までの働く独身女性)
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株式会社毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /6月1日発表・同社プレスリリースより転載