コンプライアンスの知識を認定する資格制度
インディペンデント・コントラクター協会がスタート
NPOインディペンデント・コントラクター協会(東京都港区、秋山 進・理事長)は、独立して個人でビジネスをしている人(以降 個人ビジネスパーソン)が、「契約主体としてビジネスを遂行する上で、必要なコンプライアンスに関しての知識を有していること」を認定する資格制度を2005年の冬(12月予定)にスタートさせます。
■ 資格概要
【資格名称】
正式名称:独立プロフェッショナル・コンプライアンス資格
略称:CCIP(Compliance Certification for Independent Professional)
【資格設立の趣旨】
昨今、ビジネス社会においては、コンプライアンス意識が高まりを見せ、また個人情報保護法などの新しい法律がどんどん施行されています。これに対応する形で、個人ビジネスパーソンも同じように、コンプライアンスや法令に対して敏感に対応していかなければなりません。しかしながら、会社を離れ個人として活動を始めると、コンプライアンスや法令について学ぶ機会がほとんどなくなってしまうのが実体です。
また、企業側では個人ビジネスパーソンを使ってみたいという意識が急速に高まってきています。しかしながら、個人がコンプライアンスを重視して行動してくれるかに対し不安を感じ、なかなか一歩を踏み出せない企業も多いようです。
このようなことから、本資格は、個人ビジネスパーソンに対しては「コンプライアンス意識を高め必要な知識を習得してもらえるためのツール」を提供し、企業に対しては「コンプライアンスの意識が高い個人ビジネスパーソンをそうでない人から識別するためのツール」として機能させたい。そして、これらによって「きっちりとした個人ビジネスパーソンがいきいきと働ける社会作り」を目指していきたいと考えています。
【何を認定する資格か】
個人ビジネスパーソンが、ビジネスを行なう契約主体として当然知っておくべきコンプライアンス(契約に関する知識・権利や義務、ビジネス倫理など)に関連する基礎的な知識があることを認定する資格。(すでに定めている*IC憲章、ICビジネスガイドラインに準拠する。*IC憲章、ICビジネスガイドラインは、http://www.npo-ic.org 参照)
対象者は、ICおよびマイクロビジネス、SOHO、フリーランスなど、実質的に個人としてビジネスを進めている者。(形態として会社組織になっているかどうかは問わない)
(NPO インディペンデント・コントラクター協会 http://www.npo-ic.org/同社プレスリリースより抜粋・9月8日)