学生向け就職情報サイト『[en]学生の就職情報』
2012年度新卒採用就職・採用活動10月度調査報告
エン・ジャパン(東京都新宿区、鈴木孝二・代表取締役社)が運営する、学生向け就職情報サイト『[en]学生の就職情報』は、2012年3月卒業予定の学生と求人企業を対象に、『2012年度新卒採用就職・採用活動アンケート』を実施いたしましたので、以下、概要をご報告いたします。
学生は積極的にエントリーを開始しているものの、自己分析に悩み
企業は質の高い学生を獲得する為の採用方法に課題を感じている
【 学生 】
● 活動内容は「就職サイトからのエントリー」が最多。平均エントリー社数は30.2社(図1) (図2)
⇒ 10月の活動内容は「就職サイトからのエントリー」が41.0%で最も多く、平均エントリー社数は30.2社でした。学生は、10月1日にオープンした各社の就職サイトから積極的にエントリーを開始しているようです。
● 前月より増加した悩みは、「自己分析」、「やりたい仕事が見つからない」(図3)
⇒ 現在の悩みとして、「自己分析」、「やりたい仕事がみつからない」が前月より大幅に増加しました。具体的には、「自分の強みを表現する方法がわからない」、「志望と適性がマッチする仕事がわからない」、といった悩みが挙げられています。
● モバイル版就職サイトの利用者は前年より増加(図4)
⇒ モバイル版就職サイトを「利用したことがある」と回答した学生は79.8%にのぼり、前年より23.2%増加しました。学生は多忙な就職活動の中で、志望企業の情報を得るために、積極的にモバイル版就職サイトを活用しているようです。
【 企業 】
● オープンセミナーを実施する企業数は前年並み(図5)
⇒ オープンセミナーを「前年同様に実施する」企業が33.1%、「前年実施しなかったが、今年度は実施する」企業が4.5%で、併せて37.6%の企業がオープンセミナーを実施する見込みです。実施理由としては、「就職意欲の高い学生と早期に接触を持つため」、「学生に業界や企業の理解を促すため」、「参加者が内定に繋がっている実績があるため」等が挙げられました。
● 「母集団形成」、「選考」、「内定者フォロー」に関する悩みが前年より増加(図6)
⇒ 現在の悩みとして、「母集団形成」が前年比1.4%増加、「選考」が前年比3.6%増加、「内定者フォロー」が前年比3.1%増加しました。厳しい就職状況から、多数の学生は集まるものの、志望度が高い学生を集める方法や、学生の質を見極める方法に悩む企業が多いようです。また、「内定者フォロー」が増加した理由として、前年度の採用活動において、複数の内定が優秀な学生に集中したことから、学生の内定辞退が増加したためと推察されます。
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エン・ジャパン http://corp.en-japan.com/ /同社プレスリリースより抜粋・11月10日