「COBS ONLINE」と「マイコミフレッシャーズ」
『「若手社会人」と「内定学生」の仕事に関する意識調査』結果を発表
働く人の仕事&恋愛ポータルサイト「COBS ONLINE(コブスオンライン)」と、学生のための社会人準備応援サイト「マイコミフレッシャーズ」(運営、毎日コミュニケーションズ<本社:東京都千代田区>)は、若手社会人(入社2〜5年目)と内定学生(2011年4月入社予定)を対象に、「仕事に関する意識調査」を実施しました。調査結果の概要は以下の通りです。
■ 3年連続で両者間の「愛社精神」に30ポイント以上の大きな差。働くモチベーションについても内定学生は“ある”が9割を超え、若手社会人は5割台にとどまる
会社(今の会社、または入社する会社)に対しての愛社精神を尋ねたところ、「非常にある」(30.0%)「まあまあある」(51.0%)と81.0%の内定学生が入社前にもかかわらず、高い愛社精神を示した一方で、若手社会人は「非常にある」(5.1%)「まあまあある」(39.9%)と45.0%にとどまり、3年連続で愛社精神について両者の間に30ポイント以上の意識の差が出る結果となった。また、働くことに対するモチベーションに関しても、内定学生が「非常にある」(46.0%)「まあまあある」(44.3%)と約9割が“ある”と回答したのに対し、若手社会人は「非常にある」(7.8%)「まあまあある」(47.4%)を合わせて55.2%となり、35ポイント以上の差がみられた。
■ 出世意識について、若手社会人の48.1%が「出世したいと思わない」で3年連続1位
どこまで出世したいか尋ねたところ、内定学生は「部長・プロデューサーまで」が27.3%と最も高く、次いで「役員まで」(22.0%)「社長まで」(14.0%)「課長・ディレクターまで」(10.7%)「主任・係長まで」(10.3%)となり、84.3%が"出世したい"と考えている一方で、若手社会人は48.1%が「出世したいと思わない」と回答しており、2008年度の調査から3年連続で「出世したいと思わない」が1位となった。前項の若手社会人のモチベーションの低下と相まって、出世意識の低下もうかがえる結果となった。
■ 今の自分に足りないもの、内定学生は「発想力」、若手社会人は「コミュニケーション能力」
「自分に一番足りないと思うものは何ですか」という問いに対して、内定学生は「発想力」(27.0%)「コミュニケーション能力」(17.3%)「行動力(実行力)」(15.7%)が足りないと回答。一方で若手社会人は「コミュニケーション能力」(28.0%)「発想力」(19.4%)「行動力(実行力)」(14.7%)となり、学生と若手社会人との間で不足していると感じる能力に差が出る結果となった。
今回の調査結果に対し、「COBS」の和田知巳編集長は、以下のように述べています。
「厳しい就職活動の末に内定を得た学生には高揚感があり、会社の実態と社会の現実を知った若手社会人にはある種の諦観があることで、両者の愛社精神に差が生まれた。閉塞した経済状況や将来の不安から、若年層の価値観が“個”に帰着する傾向はますます強まっている。また、昨今の若年層には成熟社会らしい価値観の多様化が見て取れ、押し付けられた価値観を嫌い、身の丈にあった自分なりの幸福を実現できればそれで満足を感じるため、出世意識も低くなっている」
※ この構成比の数値は、四捨五入しているため、内訳の合計が100%にならないことがあります。
【 「若手社会人と内定学生の仕事に関する意識調査」調査概要 】
【 調査方法 】
COBS ONLINE(若手社会人)、マイコミフレッシャーズ(内定学生)両会員にメールにてアンケートを送付。WEBから回答。
【 調査期間 】
2010年月10月5日(火)〜10月11日(月)
【 回答 】
若手社会人:293件(入社2〜5年目、男性:88件、女性:205件)
内定学生:300件(2011年4月に入社を控えた学生 男性:127件、女性:173件)
調査結果の詳細は、「COBS ONLINE」「マイコミフレッシャーズ」で公開しています。
※「COBS ONLINE」(コブスオンライン)は、「働く人の仕事&恋愛ポータルサイト」をテーマに、仕事や恋愛、ライフスタイルなどのコンテンツを提供する総合サイトです。「マイコミフレッシャーズ」は、就職活動を終了した学生に対して、卒業までのあいだ社会人準備情報を提供する総合サイトです。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月28日