レジェンダ・コーポレーション
就職活動調査 2011年4月入社の新卒学生の追跡調査(7月度)
人事総合ソリューション企業(採用・育成・人事労務)のレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役社長)は、2011年4月入社を希望する学生の就職活動について動向調査を行いました。17,756名を対象に調査を行い、1,724名から回答を得ました(調査期間7月27日(火)〜8月3日(火))。
本調査では、7月下旬時点の内々定者は84.9%、未内々定者は15.1%の割合となり、就活中の生活習慣について尋ねたところ、内々定者、未内々定者の間にスケジュール管理の期間や家族との会話の頻度に差のあることがわかりました。
就活中1ヵ月先以上のスケジュール管理をしていた人が内々定者の約7割、未内々定者の約5割となり、内々定者の方が長期的にスケジュール管理をしていることがわかりました。また、内々定者の方が未内々定者より就活中の家族との会話の頻度が高い結果となりました。内々定者は計画性あるスケジュール管理を行い、また家族と会話をすることで視野が広がり就活に有利に働いたと考えられます。
<1. 内々定者は1ヵ月先以上のスケジュール管理 67%、未内々定者より長期的に管理>
就活中、スケジュール管理をどのぐらい先まで行っていたかについて尋ねたと ころ、1ヶ月先以上と回答したのが内々定者67%、未内々定者47.1%となり、 内々定者の方が長期的にスケジュール管理をしていることがわかりました。内 々定者は多忙な就活を乗り切る為に計画性あるスケジュール管理を行い、優先 順位を判断、効率的な活動を追求していた傾向が伺えます。
参考資料(1):就活中、スケジュール管理をどのぐらい先までしていたか(回答)
http://www.atpress.ne.jp/releases/16197/1_1.png
<2. 内々定者、家族との会話の頻度は週1回以上が64.9% (未内々定者を4.0pt上回る)>
就活中、その日の出来事について家族とどのぐらい会話をしていたか尋ねたところ、週1回以上と回答した人は内々定者64.9%、未内々定者60.9%となり、内々定者の方が家族との会話の頻度が高いことがわかりました。内々定者は、最も身近な相談相手である家族との会話でアドバイスをもらう他、日々の会話で自らの視野を広げたことが、就活の面接や自己アピールの場などに役立ったと考えられます。
・参考資料(2):就活中、その日の出来事について家族とどのぐらい話したか
(回答)
http://www.atpress.ne.jp/releases/16197/2_2.png
・参考資料(3):2011年新卒学生の内々定・未内々定者の割合(2010年7月時点)
http://www.atpress.ne.jp/releases/16197/3_3.png
【 レジェンダ・コーポレーションの見解 】
2011年新卒の就職活動は、例年より活動量が多く、当社の調査ではエントリー数は昨年比35.5%増の90社、会社説明会への参加社数は昨年比22.2%増の28.6社という結果がでています。特に、会社説明会のピークである2月から面接のピークである4月にかけて、学生は1日で複数社を訪問するのが通常となっています。そのように多忙を極める中、内々定を獲得できた学生は、先を見据えたスケジュール管理でより効果的な活動を行い、家族との会話で自らの視野を広げたことが、面接や自己アピールの場で役立ったと推測します。
【 アンケート調査概要 】
調査対象 :2011年4月入社を希望する新卒学生17,756名
(男性8,291名、女性9,465名)
調査方法 :インターネットによる調査(当社アンケートWeb サイトより回答)
調査期間 :2010年7月27日(火)〜8月3日(火)
有効回答数: 1,724名(男性912名、女性812名)
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月1日