「ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査 2010年第2四半期」を発表
専門分野に特化したグローバルスペシャリスト人材紹介会社、ロバート・ウォルターズ(本社:英国ロンドン、日本オフィス:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は、2010年第2四半期に関する同社のアジア雇用調査を発表しました。
「ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査(The Robert Walters Asia Job Index)」では、日本、シンガポール、香港、中国における大手求人情報サイトおよび国内紙に掲載された専門職に関する求人広告数を追跡記録しています。
【 主な調査結果 】
● 全体
・ 2010年第2四半期に掲載された求人広告総数は、2009年同時期との比較で約85.9%増加。雇用状態は確実に改善してきているといえる。
● 日本
・ 2009年同時期に比べ、求人広告数は88.5%増加
・ 第2四半期において最大の上げ幅を記録(41.3%)
・ 秘書・サポート職においては、前四半期からは約20%、2009年同時期にくらべると求人数は170%増加
・ IT関連職は第1四半期から引き続き19.5%増加
● シンガポール、香港、中国
≪シンガポール≫
・ 第1四半期と比べ、求人広告数は13.7%増加したが、第2四半期においては、-0.3%減少。ただし、購買・マーチャンダイズ職においては30.7%の大幅な上昇を見せた。
≪香港≫
・ 第1四半期から比べ、求人広告数は31.5%増。IT職および人事職で著しく上昇(10.4%増、7.7%増)
≪中国≫
・ 2009年同時期に比べ、求人広告数が90.2%増加。最大の上げ幅を記録。中でもオペレーション職(26.9%増)や広告・マーケティング職(9.5%増)が目立った増加を見せた。
ロバート・ウォルターズのアジア雇用調査は、2010年第2四半期の求人広告総数が、前の四半期と比べて35.8%増加し、第2四半期内では6%増加したことを示しました。2009年の同時期と比較すると、求人広告の総数は85.9%増加したことになり、現在アジア地域における経済成長についてはまだいくらか疑いがあるものの、本調査結果からは特に中国において、用心しつつも一般的には楽観的な展望が伺えるものとなりました。
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【 データの情報源 】
ロバート・ウォルターズは、主にミドルからシニアエグゼクティブクラスに関する人材紹介に特化しています。また「ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査」では、以下を対象とした雇用セクションの情報数を追跡しています。
日本:朝日新聞(日曜・月曜朝刊)、日本経済新聞(日曜朝刊)、 リクナビNEXT、 DODA、 en Japan、 Indivision、 キャリアクロス
中国: ChinaHR、 zhaopin、 ceconline、 jobchina、 recruit.net
香港:Classified Post、Career Times(金曜発行)、 Career Times、 monster、 JOBMARKET、 JobsDB、 Classfiedpost、 香港政府
シンガポール:Straits Times(日刊)、 JobStreet、 monster、 JobsCentral、 JobsDB、 ST701
◆ 関連リンク
「ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査」の詳細
更に詳しい情報は、ロバート・ウォルターズのアジア雇用調査(英語)をご覧ください。
ロバート・ウォルターズのプレスリリース一覧
◆ ロバート・ウォルターズについて 会社概要詳細
ロバート・ウォルターズ株式会社は、18ヵ国の主要都市に38の事業所を有するグローバル人材紹介会社です。日本オフィスは2000年に創立。今年10周年を迎えました。
ロバート・ウォルターズ・ジャパン http://www.robertwalters.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・8月16日