ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント、最新の採用動向を発表
人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント(東京都港区、代表取締役:クリスティーン・ライト)はこのたび、2010年4月から6月までの分野別の採用動向をまとめたレポートを発表いたしました。
総合的に見て、採用は活発化しており、新たな人材獲得に向けて投資をする企業が増加傾向にあることがわかりました。一方、新規採用においては優秀な人材を求め慎重に採用を進める傾向もみられました。今後も即戦力となる人材を確保する動きは加速するものと思われます。
分野別動向の主なポイントは次の通りです。
「会計・財務」
・ 鋭いビジネス感覚を持ち経理の経験も豊富なバイリンガルの人材へのニーズが全般に、高く、ファイナンシャル・プランニングおよびアナリシスへの求人が増加。さらにビジネス戦略・経営に実務レベルで携わった経験なども重視されている。
「金融」
・ 新たな規制や法律に対応するため、コンプライアンス・スペシャリストへの求人が活発化していると同時に、利益・収益などに対するマネジメントを重視する必要性から、財務およびリスク・マネジメント部門での求人が高い伸びを示している。
「ファイナンス・テクノロジー」
・ 投資銀行などではIT部門を大幅に強化する動きが見られ、フロント、ミドル、バックオフィスを問わず、すべてのシステム領域で新たな人材確保に力を入れている。また、豊富な経験を有するオブジェクト指向言語開発者への求人が増加している。
「インフォメーション・テクノロジー(IT)」
・ ITベンダーがプリセールス・エンジニア、コンサルタントの採用活動を積極的に行っているほか、企業のグローバル化に伴い、英語のスキルが高いプロジェクト・マネージャーの需要が高まっている。
・ クラウド・コンピューティングおよび仮想化技術の注目に伴い、技術開発に関わった経験のあるエンジニア、コンサルタント、プロジェクト・マネージャーに適した人材への要求が高まっている。
「人事」
・ 人事開発への投資が始まり、人事管理および組織開発の分野における求人の幅が広がっている。
・ 組織内の人事部または人材紹介会社での実務経験があるなど、人事関連の知識と経験が豊富な人材が求められている。
「製薬」
・ 新製品の発売を控えている製薬会社が多いため、業界経験豊富な営業の求人が増加しており、営業やマーケティング・プログラムの効率の向上・強化に向けデータ・マネージャーへの需要が高まっている。
「プロパティ関連(不動産)」
・ コーポレート・リアルエステート関連の求人が増加しており、ファシリティ管理、間接リース調達分野におけるニーズも高まっている。
ヘイズ・ジャパンは、毎年4回
(3月、6月、9月、12月)採用動向をレポートにまとめ発表しております。
≪ ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について ≫
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ロンドンに本社を置く、人材サービス会社ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。「会計・財務」、「バンキング」、「ファイナンス・テクノロジー」、「インフォメーション・テクノロジー」、「人事」、「製薬」、「セールス&マーケティング」、「不動産関連」 「オフィス・プロフェッショナル」など専門分野に精通した豊富な知識と経験をもとに、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。ヘイズ・グループは、世界28ヵ国に345以上の拠点を置き、6,933人以上の従業員を擁しています。ヘイズ・グループの2009年度(会計年度2009年6月30日)の売上高は24億ポンド(約3,171億円)、営業利益は1億5,800万ポンド(約209億円、1ポンド=132円)。ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社に関する詳細な情報はWebサイトをご覧ください。
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント http://www.hays.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・8月6日