コクヨファニチャー、オフィスのモチベーションアップに関するアンケート
第1回「社内風土について」の意識調査結果を発表
理想の社内風土は「フラットな人間関係」 約71%
世代を超えたキーワードは「仕事を円滑に」「コミュニケーション活性化」!
でも実際は…、「年代によって社内風土に対する意識が異なる」 90%以上
〜あなたの会社は、上司と部下のコミュニケーション、ちゃんと取れていますか?〜
コクヨグループのコクヨファニチャー(大阪府大阪市、黒田英邦・社長)は、「オフィスのモチベーションアップに関する調査」を全2回にわたり発表いたします。その第1回目として今回、2010年7月23日(金)〜2010年7月25日(日)の期間、入社3年以内の社会人と課長以上の管理職500人に対して「社内風土(※)に関する意識調査」を実施いたしましたのでご報告差し上げます。
(※)今回のアンケートで、社内風土とは「働く場の空気感」をさしています。
【 調査結果のポイント 】
(1) 理想の社内風土と現実のギャップ、社内風土はモチベーションと関係する
理想の「社内風土」は、「入社3年以内の若手社員」も「課長以上の管理職」も「フラットな人間関係を意識した社内風土」を望んでいるが、実際には、54.8%の社員が「役職などを意識した規律重視の社内風土」であると感じている。理想の「社内風土」を求める理由で多かったのが「仕事を円滑にすすめるため」60.4%、「コミュニケーション活性化のため」が50.6%、「チームワークを発揮するため」41.6%、「職場のストレスを減らすため」43.8%であり、社内風土が仕事のモチベーションと関係していることが分かった。
(2) 年代による「社内風土」に対する意識の違い
理想の「社内風土」は、年齢や地位がことなっていても「フラットな人間関係を意識した社内風土」を望む風潮があるが、実際には、今回アンケート調査に回答した93.4%の人が、年代によって「社内風土」に対する意識が異なると感じている。(1)と合わせてみることで、求めている理想は同じだが、そこにギャップがあることが分かった。
(3) 社内風土に影響を与えるものは、「年功序列」と「世代を超えたコミュニケーション」
「社内風土」に悪影響を与えるものとして、入社3年以内の若手社員と課長以上の管理職に関係なく「年功序列の意識が強い」が50.4%、「若手の発言権がない」が48.6%と高かった。理想とする「社内風土」に当てはまるものとして挙げられたのは「上司と部下のコミュニケーション機会の設置」が48%と一番高く、次に「年功序列でない評価体制」が44.8%であった。悪影響と理想、二つの視点で「年功序列」と「世代間によるコミュニケーション」が課題として上がった。
【 調査概要 】
■ 調査名 : オフィスのニーズに関する意識調査 第1回「社内風土について」
■ 調査対象 : 入社3年以内の若手社員250人、課長以上(※事業部長まで)の管理職250人
■ 調査方法 : インターネット調査
■ 実施期間 : 2010年7月23日(土)〜2010年7月25日(月)
■ サンプル数 : 500サンプル
コクヨファニチャー http://www.kokuyo-furniture.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・8月3日