レジェンダ・コーポレーション
「2010年4月入社 新社会人の意識調査」を実施
人事総合ソリューション企業(採用・育成・人事労務)のレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役社長)は、2010年4月に入社した新社会人1,416名に対して意識調査を行い、450名から回答を得ました(調査期間は7月7日(水)〜7月17日 (土))。
ゆとり世代初の新社会人となった今年の新入社員は、人間関係の希薄さや早期の離職を懸念されています。このたびレジェンダ・コーポレーションでは、入社後3ヵ月経ち会社に定着しているかどうか、また転職の意思の有無を調査し、ゆとり世代の新社会人の考え方、先輩との付き合い方を明らかにいたしました。
■ 新社会人は人間関係の良さ、会社としてのサポートを高く評価
入社後3ヵ月経った7月上旬に、職場の人間関係はうまくいっているか尋ねたところ、約9割の新社会人が「はい」と答えました。その理由については 「先輩・上司の優しさや心遣い」「会社全体のサポート」を挙げるコメントが目立ち、企業側の受入態勢に効果があったことを感じさせる内容となりました。先 輩・上司との飲み会は月1回以上行く人が7割以上に上り、職場以外のコミュニケーションの場もうまく活用し、人間関係を醸成していることがわかります。
また、入社後、転職について考えたことがあるかどうか尋ねたところ、「転職を考えたことがない」(56.9%)が、転職したいと考える人(43.1%)を上回りました。
1. 職場の人間関係がうまくいっている人88.7% 主な理由「先輩・上司の優しさや心遣いがあるから」
職場の人間関係はうまくいっているか尋ねたところ、88.7%の新社会人が「はい」と回答しました。回答理由については「先輩・上司の優しさや心遣い」「会社全体のサポート」を挙げるコメントが目立ち、企業側の受入態勢に効果があったことを感じさせる内容となりました。
2. 新社会人の7割以上が、上司・先輩との飲み会に月1回以上参加
上司・先輩との飲み会の頻度について尋ねたところ、月1回以上行く人が71.6%となり、職場以外のコミュニケーションの場もうまく活用し、人間関係を醸成していることがわかります。
3. 「転職を考えたことがない」が56.9%、転職意思のある人を上回る結果に
転職の意思について尋ねたところ、「転職を考えたことはない」と回答した人が56.9%となり、転職の意思を示す43.1%を上回りました。入社前は早期の離職の可能性を懸念されていましたが、入社後3ヵ月経ち会社に定着してきている様子が伺えます。
【 レジェンダ・コーポレーションの見解 】
ゆとり世代初の新社会人となった今年の新入社員は、入社前から人間関係の希薄さや早期離職の可能性を懸念されていました。これに対し、ゆとり世代向けに新しく、学生から社会人へ変革を図る研修を取入れる他、上司・先輩が新人に歩み寄って教育する育成方針を持つ等、受入態勢を整える企業が多く出ました。
今回の調査では、入社後3ヵ月経ち上司・先輩と打ち解けている様子が伺え、職場の人間関係についてのコメントにも、企業側の受入態勢に効果のあった ことを感じさせるものが多く目立ちました。まずは職場の良好な人間関係で会社に定着させることに企業側が成功していると推測します。ただし、仕事ができる 社会人になるのはこれからが本番です。企業もまだまだ見守っていく姿勢が求められそうです。
【 アンケート調査概要 】
調査対象: 2010年4月に入社した新社会人 1,416名(男性837名、女性579名)
調査方法: インターネットによる調査(当社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2010年7月7日(水)〜7月17日(土)
有効回答数: 450名(男性260名、女性190名)
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・7月28日