2011年卒マイコミ学生就職モニター調査 5月の活動状況
毎日コミュニケーションズ <以下、マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2011年卒業予定の学生を対象とした「2011年卒マイコミ学生就職モニター調査5月の活動状況」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。
< 調査結果の概要 >
■ 選考の最終段階を迎える学生の割合が増加。活動を終了するモニター学生は約4割に
面接や内々定などの選考過程へと移行した割合がピークを迎えた4月に比べ、5月に入り1次面接を受けた学生の割合は、前半は41.0pt減の27.6%、 後半は20.8pt減の25.3%と大幅に減少。最終面接を受けた割合も、対前月比で前半が21.4pt減の16.0%、後半が16.6pt減の 12.5%となるなど、活動が一つ山を越えた様子がうかがえる。また、「内々定先を決めて就職活動を終了した」割合については、対前月比で前半が 18.3pt増の36.1%、後半が10.9pt増の38.7%となり、5月末までに活動を終了したモニター学生は約4割にのぼった。 一方で、前年との比較においては、依然、活発な活動を継続している学生も多く、「企業にエントリーした」「企業からエントリーシートを取り寄せた」「企業にエントリーシートを提出した」割合などが増加している。
・「企業からエントリーシートを取り寄せた」
5月前半14.5%(前年比3.5pt増)、5月後半12.7%(同1.7pt増)
・「企業にエントリーシートを提出した」
5月前半21.1%(前年比4.2pt増)、5月後半18.2%(同4.2pt増)
■ 平均エントリー社数における文理男女間の格差が顕著に
5月に「エントリーした」学生の割合は前年比でみると微増し、前半21.7%(0.4pt増)、後半20.3%(2.4pt増)となった。また、5月単月 の平均エントリー社数は2.5社となり、前年より0.2pt減少した。文理男女別でみると、理系男子は1.2pt減の1.1社、理系女子は0.4pt増の 2.4社、文系男子は増減なしの3.4社、文系女子は0.8pt増の4.1社となり、カテゴリー別で差が出る結果となった。また、前月に比べ、企業セミ ナーへの参加やエントリーシートの提出などの社数は減少。中でも、3月から急激に増加した「選考を受けた社数」は、前月比で3.3pt減少の1.5社と なった。
■ 内定を取る自信のある学生が増加する一方、「就職できるかどうか」の不安も依然6割以上
就職活動の感触において「内々定を取る自信」は、「大いにある」が前月より更に6.6pt増加し、37.1%となった。内々定を取得した学生が4月から増加していることが大きく影響しているようだ。一方、「まったくない」も3月以来10%超えで推移しており、就職活動に苦戦している学生の姿もうかがえる。 就職活動を通じた感触では、「思ったよりも厳しい」「思ったとおり厳しい」と感じている割合の合計が、前年と比べると5.6pt減少はしたものの 70.6%と高い数値となった。また、「現在の不安」については、「就職できるかどうか」と回答した学生の割合が、調査をスタートした10月以来、連続で 6割以上を維持している。
<参考> 今後の活動スタイル
■ 今後の活動スタイル、文系男女は「業界の幅を広げる」、理系男女は「今まで通り進める」
今後の活動スタイルについては聞いたところ、「『業界』の幅を広げる(変える)」の割合が文系男女で高く、視野を広げて就職活動を再スタートさせる学生も多いようだ。また、理系男女では「今まで通り進める」の割合が高く、文理で回答に差が見られた。
【 2011年卒 マイコミ学生就職モニター調査 概要 】
※ 1989年からモニターアンケートを実施
調査内容: 就職活動状況の定点調査
調査方法: Web上のアンケートフォームより入力
調査期間: 2010年5月28日〜2010年5月31日
調査対象: 2011年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生
���������������モニター3,763名 有効回答率29.5%
���������������回答数1,111名
���������������(文系男子236名、理系男子356名、文系女子246名、理系女子273名)
※ 調査結果の詳細はマイコミ採用サポネットで公開しています。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月11日