レジェンダ・コーポレーション
就職活動調査:2011年4月入社の新卒学生の定点調査(5月度)発表
戦略的な採用業務をサポートする採用コンサルティング会社レジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役社長)は、2011年4月入社を希望する学生の就職活動について、2010年1月から月1回の定期的な動向調査を行っています。
2010年1月から5月までの期間において、学生の月間活動量の推移を平均説明会参加社数と平均面接受験社数の合計で見たところ、活動量は2・3月にピークを迎え、一方で、内々定を受けた時期は4月に集中化していることがわかりました。倫理憲章2)(※)では、実質上3月31日以前の選考活動の自粛を求めている一方、学生の就職活動の負担は2・3月に集中している様子が伺えます。
※ 倫理憲章 2)選考活動早期開始の自粛
卒業・修了学年の学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、選考活動の早期開始は自粛する。まして卒業・修了学年に達しない学生に対して、面接など実質的な選考活動を行うことは厳に慎む。
≪ 就職活動は一定期間に集中 説明会・面接は2・3月がピーク、内々定は4月がピーク ≫
2010年1月から5月までの期間において、学生の月間活動量の推移を平均説明会参加社数と平均面接受験社数の合計で見たところ、2月の11.7社が最も多く、次いで3月の10.9社であることがわかりました。学生が企業に足を多く運んだピークが2・3月であったことが伺えます。
また、内々定を受けた時期について尋ねたところ、内々定を受けた学生のうち半数を占める54.2%が4月と回答しており、内々定を受ける時期は4月に集中したことがわかりました。
(1) 就職活動量の推移 / (2) 内々定を受けた時期
http://www.atpress.ne.jp/releases/15252/1_1.png
【 月別就職活動量の推移 】
http://www.atpress.ne.jp/releases/15252/2_2.png
【 レジェンダ・コーポレーションの見解 】
企業の採用は、倫理憲章の「選考活動早期開始の自粛」に基づき、学生が卒業・修了学年に達する4月に短期集中的に内々定出しを行う傾向があります。それにより、学生の就職活動のピークも卒業・修了学年に達する前の2・3月にならざるを得ない状況になっています。学生は4月に内々定を得られない場合、5月以降は内々定を受ける機会が減った中で活動をすることになり、厳しい就職活動を強いられることが予測されます。(代表取締役社長 藤波達雄)
【 アンケート調査概要 2011年新卒 】
< 5月度 >
調査対象: 2011年4月入社を希望する新卒学生14,651名 (文系男性3,571名、文系女性6,363名、理系男性3,057名、理系女性1,660名)
※ 当社が採用支援を行っている企業にエントリーしていた学生
調査方法: インターネットによる調査(当社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2010年5月26日(水)〜5月31日(月)
有効回答数: 1,060名(文系男性193名、文系女性379名、理系男性326名、理 系女性162名)
<各月(1月〜5月)の調査概要>
調査月 | 調査期間 | 調査対象数 | 有効回答数 |
1月度 | 2010年1月26日(火)〜1月31日(日) | 14,792名 | 1,926名 |
2月度 | 2010年2月23日(火)〜2月28日(日) | 14,778名 | 1,268名 |
3月度 | 2010年3月25日(木)〜3月31日(水) | 14,764名 | 1,287名 |
4月度 | 2010年4月23日(金)〜4月29日(木) | 14,737名 | 1,315名 |
5月度 | 2010年5月26日(水)〜5月31日(月) | 14,651名 | 1,060名 |
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月11日