インテリジェンス運営、転職サービス「DODA」調べ
「ビジネスパーソン5,000人のボーナス予想2010」
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、関東、関西、中部地域の25歳〜34歳のビジネスパーソンを対象に、今年の夏のボーナス支給額の予想と、それによる転職意向について調査を行いました。
※ 詳細は、DODAサービスサイトにて公開しております。
http://doda.jp/guide/ranking/025.html
※ 詳細数値、グラフは以下をご参照ください。
http://www.inte.co.jp/corporate/library/survey/20100601.html
※ 各業種カテゴリーの詳細は、DODAサービスサイトにてご確認ください。
http://doda.jp/other/entryhelp/008.html
【 調査結果 】
■ 夏のボーナス支給予想―「下がりそう」の予想は大幅に減少
今年の夏のボーナスが昨年と比較してどうなるか聞いた質問では、「変わらない」が最多で49.5%、次いで「下がりそう」(29.8%)、「上がりそう」(20.6%)と続きました。依然、下がると予想する人が約3割を占める状況ではあるものの、昨年の45.6%からは大幅に減少しており、市場環境が好転していることがうかがえます。
■ 夏のボーナス支給金額予想―平均予想支給額は33万円で前年比微減
支給金額の予想について聞いた質問では、全体の平均で33.0万円となりました。昨年の支給額平均34.2万円と比較すると、1.2万円の減額(増減率−3.5%)となりました。ただ、昨年の同調査では、前年比5.5万円の減額(同−14.0%)であったことと比較すると、減少幅には改善がみられます。
業種別では、不況下でも好調な「メディカル」(41.6万円、前年比1.7%)や昨年の調査で20%減と大幅な減少となっていた「メーカー」(37.9万円、同0.1%)でわずかに増加に転じる予想となっています。一方、景気回復の波が遅れてくる「商社/流通」(28.8万円、同−9.2%)や、各社のシステム投資削減の影響を受けた「IT/通信/インターネット」 (31.0万円、同−8.0%)では昨年に引き続き、ボーナスの減少を予想する傾向がみられました。
■ ボーナス金額の増減による転職意向―メディカル業界は、6%の減額で転職を検討
ボーナスの支給額による転職意向について聞いた質問では、「ボーナス支給額によっては転職を検討する」人が19.2%で、2割の人はボーナス支給額が転職を考えるきっかけになる可能性があることがわかりました。
さらに、「ボーナス支給額によっては転職を検討する」と回答した人に、どれくらいの減額で転職を考えるか」聞いたところ、転職検討ラインは、平均で昨年比29.2%(9.6万円相当)の減額で転職を検討するという結果になりました。昨年の35.3%(13.8万円に相当)に比べ、転職を検討する減少幅が縮小傾向にあり、2年連続での夏のボーナス減額は許容できないと考える人が多いと考えられます。
業種別では、「メディカル」の6.2%減が最も検討ラインが低く、メディア(35.0%)、サービス(35.5%)、メーカー(33.0%)、金融(32.4%)は、30%以上と比較的高い数値となりました。製薬、医療機器メーカーなどを含む「メディカル」業界は、不景気の影響を受けず好調が続いており、採用活動も活発で転職者の売り手市場が続いています。そのため、業界就業者は「ボーナスが上がるのは当たり前」という認識が強くなっており、他業界と比較しても許容できる減額率が大幅に低くなっていると考えられます。
【 調査概要 】
■ 対象:
関東、関西、中部地区在住 25〜34歳の正社員・契約社員にて就業中の男女5,000名(有効回答数5,000件)
■ 調査期間:
2010年4月21日〜25日
■ 調査方法:
インターネットリサーチ
◆ リリース原文、数値詳細、グラフはこちらをご参照ください。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月1日