マンパワー・ジャパン
新卒採用向けのアウトソーシング事業を開始
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン(本社・神奈川県横浜市、取締役・代表執行役会長兼社長:ダリル・グリーン)は、6月1日から、新卒の採用を行っている企業を対象にした新卒採用向けのアウトソーシング事業を開始します。
今回新たに開始するアウトソーシング事業は、企業の採用フローに合わせ、新卒採用にかかわる事務業務を一括代行するものです。具体的には、データ管理、選考結果連絡や面接日程調整業務など、採用時期に集中して発生する一切の業務を代行することで、より効率の良い採用プロセスを実現するものです。
国内景気は緩やかな回復傾向にあるものの、2010年3月に卒業した大学生の就職率は、昨年同月比3.9ポイント減の91.8%(平成22年4月1日時点:厚生労働省調べ)と、依然厳しい雇用情勢が続いています。更に、2011年度の採用に関しては、既に学生の危機感が高まっており、企業へのエントリーも急増しています。
このような状況を受けて、多くの企業では、採用に関わる煩雑な事務業務の対応に追われ、学生とじっくり向き合い、自社が求める質の高い人材を見極めるために時間を割くことが困難になっています。マンパワー・ジャパンは、そのような現状を踏まえ、10年間中途採用代行サービスで培ってきた実績とノウハウを生かし、新卒採用に係わる事務業務のアウトソーシング事業を開始することとしました。サービス実施にあたり、専用の採用事務局を設置し、独自のコールセンター機能を活用することで、より効率的な採用業務を実現します。同時に、多岐にわたるサービスメニューから、必要な項目のみを選択できることで、採用コストを抑えることが可能になります。
更に、マンパワー・ジャパンでは、採用に関するルーティン業務の代行に加え、採用コンサルティングサービスも提供します。当サービスでは、企業の採用担当者の方々と綿密な打ち合わせの上、新卒採用の計画から、採用の実施、内定・入社まで、企業独自の採用ノウハウの構築を支援します。それにより、企業の求める人物像に沿った学生を、より的確且つ迅速に採用することが可能となります。新卒採用のノウハウがない、または新卒採用の予定はあるが、どう学生に自社をアピールしていいかわからない、など採用に関する様々な課題に合ったソリューションを提供します。
■ アウトソーシングサービスの概要 ■
(1) データ管理:
応募者データ管理、エントリー者リスト作成、選考進捗管理、データ分析・報告、 エントリーへのお礼メールの送信、媒体原稿修正
(2) コール業務:
専用電話回線の設置、選考結果連絡、面接日程調整、説明会への誘致コール、説明会出席への事前確認コール、フォローアップコール
(3) 代行業務:
説明会の司会・運営、説明会の受付、面接官、書類選考、試験官、電話受付
(4) 入力業務:
合同説明会参加者の個人情報データ化、求人票作成、エントリーシートのデータ化、選考評価のデータ化、アンケート集計
(5) 発送業務:
会社案内の発送、郵送物の発送、大学への求人票の発送
(6) 適正検査ツール:
マンパワーグループで開発した独自の適性評価ツール「キャリアハーモニー」を活用し、各人の適正を図ります。「キャリアハーモニー」は、「推論能力」「認知能力」「処理能力」など、広い職種をカバーする39種類の能力判定テスト。組み合わせにより、職種ごとの適正能力を判定することが可能です。
※ 今回新卒採用アウトソーシングを行うにあたり、人事コンサルティング会社「クレスコ株式会社」と協業しています。
■ 採用コンサルティングサービスの概要 ■
(1) 求める人物像の明確化、就職活動サイトの制作支援
(2) 採用スケジュールや選考フローの策定、面接官トレーニング、会社説明会のプログラム開発やリハーサル
(3) 内定者へのフォロー企画立案、次年度採用向けインターンシッププログラムの開発
マンパワー・ジャパンは、これからも、企業が「求める人材」を迅速且つ的確に採用する支援を行うことで、企業と人材の的確なマッチングに貢献していきます。また、従来から行っている中途採用代行サービスも引き続き強化していきます。さらに、アウトソーシングのみならず、企業の方々に対して、業務効率のアップや適切なコスト削減を実現できるような人材に関する最適なソリューションを提供していきます。時代によって変化する企業のニーズを的確に把握し、長年人材ビジネスで培ってきたノウハウと経験を生かし、サービスの付加価値をさらに高めていきます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
マンパワー・ジャパン http://www.manpower.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・5月26日