アデコ、未就職の2010年3月学卒者に就職支援
〜 約20名の内定を見込み、企業と未就職者の合同説明会を開催
総合人材サービスのアデコ(東京都港区、会長兼社長:マーク・デュレイ)は、この度、2010年3月卒業後の未就職者を対象に就職支援を行うことを決定しました。人材の採用を希望する企業と、未就職者の面談の機会を提供するために合同説明会を開催し、迅速な内定につなげます。
第1回目の合同説明会は5月17日と20日に開催します。外食チェーン企業、外資系素材メーカー、医療系システム開発企業、外資系保険関連企業など、さまざまな業種の企業が参加し、会社概要、募集内容の説明、グループ面接(一次面接)を行います。参加する企業の求人は、営業職、事務職、幹部候補職など、幅広い職種を用意しています。また、求職者には履歴書の書き方、面接の心得などのアドバイスなどを行うとともに、説明会に参加する企業以外にも、さまざまな企業の求人案件を紹介することで、より多くの就職の機会を提供します。
景気の低迷に伴い、多くの企業が新卒採用を縮小したことで、2010年3月学卒者の就職内定率はわずか80%に留まりました。アデコの調べでは、理系の学生の就職率は高く、文系および女子の就職率が低めとなっています。卒業後は、出身大学からの就職支援を受けることができないケースもあり、多くの未就職の方たちが個人で就職活動を行っている状況です。一方、2010年度卒業者の新卒採用活動を行った結果、採用人数を満たすことができなかった企業は、現在も若年層の採用活動を行っています。このような背景により、若年層の人材採用を希望する企業を募り、合同説明会を開催する必要があると考えました。今回の合同説明会では、約20名の内定を見込んでおり、今後も積極的に就職支援を行ってゆく予定です。
アデコでは、長年にわたり若年層向けの職業紹介サービスを提供してきました。文系・理系、男女を問わず、多くの学生や若年層の就職支援で培った実績とノウハウを活かし、社会で活躍したいと願う未就職者への支援を通じて社会貢献につなげたいと考えています。
アデコ http://www.adecco.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・5月11日