レジェンダ・コーポレーション
2011年新卒 就職活動の定点調査（3月度）を実施

就活、予想より長く険しく
〜 文系にいっそう厳しい就活戦線 〜

・ 就職活動を終えたい時期は「5月以降」が56.9％、開始当初の予想より13.2％増加
・ 3月の平均面接受験社数3.06社（昨年4.39社）
・ 3月までに内々定を受けた学生の割合17.3％（昨年20.5％）

■ 概要
戦略的な人事業務をサポートするHRO（Human Resources Outsourcing）ソリューションを提供するレジェンダ・コーポレーション（東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役）は、2011年4月入社を希望する学生の就職活動について、定期的な動向調査を行っています。

今月、1,287名の学生から回答を得た調査によると、就職活動を終えたい時期が開始当初の「4月以前」から「5月以降」にずれ込むと予想する学生が増加していることがわかりました。昨年と比べて平均面接受験社数、内々定率も減少しており、予想より厳しい就職活動に直面した学生が、就職活動が長引くと感じており、なかでも文系の学生はより苦戦を強いられていることがわかりました。

■ 1.　就職活動を終えたい時期「5月以降」が56.9％ 　就活長引くと考える学生増加
就職活動を終えたい時期について、就職活動の開始当初と現在の予想について尋ねたところ、開始当初の予想では「5月以降」と回答した学生は43.7％だったのに対し、現在の予想では56.9％となり13.2％増加していることがわかりました。予想より厳しい就職活動に直面し、就職活動を終えたい時期を「5月以降」に見直している学生が増加していることがわかります。

また、文理別では、「5月以降」と回答した学生は文系69.5％、理系39.9％となり、文系の学生の方がより就職活動を終える時期に対して厳しく予想していることが伺えます。

【 就職活動を終えたい時期 全体 】

（文系）

（理系）

■ 2. 3月の平均面接受験社数3.06社　昨年同時期より30.3％減少
今月の平均面接受験社数は3.06社となり、昨年の4.39社と比べて30.3％減少していることがわかりました。前月の1.46社と比べて約2倍に増加しているものの、昨年より面接に進めていないことがわかります。

また、昨年比を文理別で見ると文系は40％減少となり、理系の18.3％減少に比べて大きく減少しています。文系の学生が面接に進むのに苦戦している状況が伺えます。

【 平均面接受験社数　昨年及び前月比　全体 】

【 平均面接受験社数　3月時点　文系/理系別 】
（文系）

（理系）

■ 3.　3月までに内々定を受けた割合17.3％ 昨年同時期より3.2％減少
今月までに内々定を受けた割合は17.3％となり、昨年同時期の20.5％と比べて3.2％減少していることがわかりました。昨年比を文理別で見ると、文系は4.6％減少、理系は0.1％減少しています。

昨年と比べても厳しい就職戦線であることが伺えますが、より文系の方が内々定を受けることが難しくなっていると言えます。

【 3月までに内々定を受けた割合 】
（全体）

（文系）

（理系）

◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。

レジェンダ・コーポレーション　http://www.leggenda.co.jp/ ／同社プレスリリースより抜粋・4月2日